スポーツ
2024.03.30 07:00
週刊ポスト
【没後30年】アイルトン・セナとマクラーレン・ホンダの時代 1980年代後半から90年代前半のF1ブームの熱狂を振り返る
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1980年代後半の「F1四天王」。左からセナ、アラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケ(写真/AFLO)
「音速の貴公子」の勇姿を振り返る(Getty Images)
1988「神を見た」:2人のドライバーをエースとして同列に扱う「ジョイントナンバーワン体制」を築くチームメイトで、ライバルでもあるプロストを抜いた瞬間、「神を見た」と発言(直後を走るのがプロスト。写真/共同通信社)
1989 シケイン事件:シケイン手前で接触。マシンを降りたプロスト(奥)に対し、セナはレースを続行するも、危険走行で失格に(写真=Sutton Motorsport Images/AFLO)
マシンに尋常ならざる情熱を傾けたセナ。元ホンダの野口は「趣味のラジコンの腕前も一流だった」と述懐(写真提供/野口義修)
1991 悲願の母国初優勝:F1デビューから8年目の母国ブラジルGPで悲願の初優勝。ギアボックスの故障により終盤は6速のみで走った
1991 鈴鹿に愛された男:1988年、1990年、1991年と自身3度のチャンピオンをすべて鈴鹿で決めた(Getty Images)
1992 伝説のモナコGP:マンセルのピットイン中に首位を奪ったセナが、終盤の猛追を振り切りわずか0.215秒差で勝利した名勝負(写真=LAT/AFLO)
1992ホンダとの別れ:チームメイトのゲルハルト・ベルガー(中央)とホンダの撤退セレモニーに参加。セナは前年に逝去した本田宗一郎を敬慕していた(写真/共同通信社)
1993 生涯最後の優勝:フォードエンジンを搭載した1993年、オーストラリアGPで優勝。同年限りで引退したプロストと表彰台に。これがセナにとって最後の勝利となった(写真=LAT/AFLO)