芸能

【デジタルシングル『EVOLVE』リリース】蒼井翔太インタビュー「王道も大事だけれど、それだけでは蒼井翔太である意味がない」

蒼井翔太が魅せる

蒼井にとって「EVOLVE=進化」とは

 声優・アーティストとして活躍を続ける蒼井翔太。2月にはライブツアーを完走し、3月29日にはデジタルシングル『EVOLVE』を配信リリース。蒼井にとって「EVOLVE=進化」とは──。その胸の内を聞いた。

「僕の中で、今回の新曲のテーマは『その先』。いまの自分を超えた先にどんな未来が待っているんだろうというワクワクを、疾走感のあるメロディーに乗せて表現しています。

 この10年間、ずっと『周りがやっていないこと』を模索しながら進んできました。王道も大事だけれど、それだけでは蒼井翔太である意味がない。そういうふうに新しいことに挑戦できるのは、どんな表現でも温かく受け止めてくれるファンのかたがいるからです」

 時にロック、時にキュート、時にミステリアス……多種多様な表現でファンを魅了してきた蒼井は、まだまだ“進化の途中”だと話す。

「2月のツアー最終日、最後の最後に『EVOLVE』を初披露して、喉が強くなったと思いました(笑い)。激しい楽曲が中心のセットリストでしたが歌い切ることができて。それも、進化かな。

 スタッフさんたちとの向き合い方も変わってきています。同じ方向を向いて進んでいきたいので、スタッフさんともよくしゃべって、積極的に意見を出し合うようにしています。取材のとき、事前にノートにメモをして臨んだり、少しずつ考えを言語化する練習もしています」

 常に“一歩先の自分”へと進み続ける蒼井。皆さんの人生に寄り添えるような曲をたくさん歌っていきたい──インタビューの最後には、そう新たな決意を明かしてくれた。

【プロフィール】
蒼井翔太(あおい・しょうた)/声優・アーティスト。2011年に声優デビューし、2013年にミニアルバム『ブルーバード』でアーティストデビュー。高音も軽やかに歌い上げる歌唱力と表現力が魅力。新曲『EVOLVE』は4月1日放送開始のTVアニメ『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』(テレ東・BS テレ東ほか)のオープニング主題歌に起用。

撮影/gaku 取材・文/井上明日香 スタイリスト/ヨシダミホ ヘアメイク/浅沼 薫(Deep’End)

※女性セブン2024年4月11日号

関連記事

トピックス

ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《追加生産決まる人気ぶり》佳子さまがブラジル訪問で神戸発ブランドのエレガントなワンピースをご着用 ブラジルとの“縁”を意識されたか
NEWSポストセブン
金スマ放送終了に伴いひとり農業生活も引退へ(常陸大宮市のX、TBS公式サイトより)
《金スマ『ひとり農業』ロケ地が耕作放棄地に…》名物ディレクター・ヘルムート氏が畑の所有者に「農地はお返しします」
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《ラーメンを食べようとしたらウジ虫が…》「来来亭」の異物混入騒動、専門家は“ニクバエ”と推察「チャーシューなどの動物性食材に惹かれやすい」
NEWSポストセブン
「ONK座談会」2002年開催時(撮影/山崎力夫)
《追悼・長嶋茂雄さん》「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 長嶋一茂のヤクルト入りにカネやんが切り込む「なんで巨人は指名しなかったのよ。王、理由をいえ!」
週刊ポスト
タイ警察の取り調べを受ける日本人詐欺グループの男ら。2019年4月。この頃は日本への特殊詐欺海外拠点に関する報道は多かった(時事通信フォト)
海外の詐欺拠点で性的労働を強いられる日本人女性が多数存在か 詐欺グループの幹部逮捕で裏切りや報復などのトラブル続発し情報流出も
NEWSポストセブン
6月9日付けで「研音」所属となった俳優・宮野真守(41)。突然の発表はファンにとっても青天の霹靂だった(時事通信フォトより)
《電撃退団の舞台裏》「2029年までスケジュールが埋まっていた」声優・宮野真守が「研音」へ“スピード移籍”した背景と、研音俳優・福士蒼汰との“ただならぬ関係”
NEWSポストセブン
小室夫妻に立ちはだかる壁(時事通信フォト)
《眞子さん第一子出産》年収4000万円の小室圭さんも“カツカツ”に? NYで待ち受ける“高額子育てコスト”「保育施設の年間平均料金は約680万円」
週刊ポスト
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《追悼・長嶋茂雄さん》王貞治氏・金田正一氏との「ONK座談会」を再録 金田氏と対戦したプロデビュー戦を振り返る「本当は5打席5三振なんです」
週刊ポスト
6月9日、ご成婚記念日を迎えた天皇陛下と雅子さま(JMPA)
【6月9日はご成婚記念日】天皇陛下と雅子さま「32年の変わらぬ愛」公務でもプライベートでも“隣同士”、おふたりの軌跡を振り返る
女性セブン
懸命のリハビリを続けていた長嶋茂雄さん(撮影/太田真三)
長嶋茂雄さんが病に倒れるたびに関係が変わった「長嶋家」の長き闘い 喪主を務めた次女・三奈さんは献身的な看護を続けてきた
週刊ポスト
(インスタグラムより)
「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画…直後に入院した海外の20代女性インフルエンサー、莫大な収入と引き換えに不調を抱えながらも新たなチャレンジに意欲
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン