スポーツ

《独自》極秘帰国していた水原一平容疑者宅は“居留守”状態「あなたに会いたくないと言っている」「2匹の犬の鳴き声」玄関前には「お〜いお茶」のダンボール

水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)

水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)

 ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平容疑者(39)の違法賭博問題。カリフォルニア中央地区連邦検察のエストラーダ検事が11日(日本時間12日)、水原容疑者が不正に大谷の口座から送金した金額は総額1600万ドル(約24億円)以上であると明かした。銀行詐欺容疑で訴追され、重大な刑罰が科される可能性が高くなった水原容疑者は今、どこにいるのだろうか。米ニューヨークタイムズ紙は10日(日本時間11日)、彼が韓国からアメリカに極秘帰国していたことを報じているが、その2日前、ノンフィクションライターの水谷竹秀氏は、水原容疑者の「現在の生活」に迫っていた。

 * * *
 水原氏が今回の騒動前まで住んでいるとされる高級住宅地は、米カリフォルニア州オレンジ郡の「ニューポートビーチ」と呼ばれるリゾート地にある。空から強い日差しが照りつけていた4月8日の夕方、レンタカーでその住宅地の正面ゲートに着いた。青々とした観葉植物に彩られた重厚な門構えで、運転席の窓から門番に水原氏の部屋番号を伝えると、門番は私を通してくれた。

 水原氏の行方をめぐっては、3月20日に韓国で開かれたパドレスとの開幕戦以降、不明の状態が続いていた。わかっていたのは、韓国から米国に帰国したチーム便には同乗していなかったことだけ。メディアの間では「韓国からフェリーに乗って第三国へ消えた」、「まだ韓国に留まっている」などの憶測が飛び交っていたため、米カリフォルニア州に滞在中だった私は、水原氏が住んでいるとされる高級住宅地へ行ってみたのだ。すると冒頭の通り、スムーズに彼の部屋の前までたどり着くことができた。

 水原氏の部屋のシックなドアの前には、アマゾンで注文したとみられる段ボール箱2つが置かれていた。外出を控え、買い物にも行けない状態なのだろう。そのうちの1つは、日本のペットボトル緑茶「お〜いお茶」が詰まっていた。

 誰かいるのは間違いなさそうだ。試しに呼び鈴を鳴らすと間もなく、中から犬が2匹、吠える声が聞こえてきた。しかし、人がドアの方へ向かってくる気配は全くない。もう一度鳴らしても2匹の犬が吠えるだけで、結果は同じだった。犬だけ部屋に残して住人は不在なのだろうか。あるいは中にいるのは本当に水原氏で、居留守を使っているのだろうか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

すき家がネズミ混入を認め全店閉店へ(左・時事通信フォト、右・HPより 写真は当該の店舗ではありません)
【こんなに汚かったのか…】全店閉店中の「すき家」現役クルーが証言「ネズミ混入で売上4割減」 各店舗に“緊急告知”した内容
NEWSポストセブン
江口容疑者と自宅
《16歳女子高生の遺体を隠し…》「6人家族だけど、共働きのご両親が不在がちで…」江口真先容疑者(21)が実家クローゼットに死体を遺棄できた理由
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
X子さんフジ退社後に「ひと段落ついた感じかな」…調査報告書から見えた中居正広氏の態度《見舞金の贈与税を心配、メッセージを「見たら削除して」と要請》
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレが関東で初めてファンミーティングを開催(Instagramより)
《新メンバーの名前なし》ロコ・ソラーレ4人、初の関東ファンミーティング開催に自身も参加する代表理事・本橋麻里の「思惑」 チケットは5分で完売
NEWSポストセブン
中居氏による性暴力でフジテレビの企業体質も問われることになった(右・時事通信)
《先輩女性アナ・F氏に同情の声》「名誉回復してあげないと可哀想ではない?」アナウンス室部長として奔走 “一管理職の職責を超える”心労も
NEWSポストセブン
濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
【女占い師が逮捕】どうやって信者を支配したのか、明らかになった手口 信者のLINEに起きた異変「いつからか本人とは思えない文面になっていた」
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
「スイートルームの会」は“業務” 中居正広氏の性暴力を「プライベートの問題」としたフジ幹部を一蹴した“判断基準”とは《ポイントは経費精算、権力格差、A氏の発言…他》
NEWSポストセブン
大手寿司チェーン「くら寿司」で迷惑行為となる画像がXで拡散された(時事通信フォト)
《善悪わからんくなる》「くら寿司」で“避妊具が皿の戻し口に…”の迷惑行為、Xで拡散 くら寿司広報担当は「対応を検討中」
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”4週連続欠場の川崎春花、悩ましい復帰タイミング もし「今年全休」でも「3年シード」で来季からツアー復帰可能
NEWSポストセブン
騒動があった焼肉きんぐ(同社HPより)
《食品レーンの横でゲロゲロ…》焼肉きんぐ広報部が回答「テーブルで30分嘔吐し続ける客を移動できなかった事情」と「レーン上の注文品に飛沫が飛んだ可能性への見解」
NEWSポストセブン
佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ
「スイートルームで約38万円」「すし代で1万5235円」フジテレビ編成幹部の“経費精算”で判明した中居正広氏とX子さんの「業務上の関係」 
NEWSポストセブン