芸能

《鈴木亜美と後藤真希》『ASAYAN』時代は「会話もなかった」「何事もないかのように、涼しい顔を」今だから話せる“本音女子トーク”

デビュー時の鈴木亜美(左)と後藤真希(右)

デビュー時の鈴木亜美(左)と後藤真希(右)

 1990年代から2000年代にかけ、時代を象徴するトップアーティストとして、多くのファンを魅了した鈴木亜美(42)と後藤真希(38)。同じオーディション番組から輩出された2人は、当時、どういった想いでお互いを見ていたのか。25年という時間を経て、関係はどのように変化したのか。

 その歩みに多くの共通点を持ちながらも、性格や過ごし方はまるっきり正反対なのだとか。ファンならずとも注目の顔合わせによるクロストークは、2人の意外な一面や、今だから聞ける話もたっぷり!【前後編の前編】

 * * *
──世を風靡したオーディションバラエティー番組『ASAYAN』(テレビ東京系)出身のおふたり、当時から交流はあったのですか。

鈴木亜美(以下、鈴木)「ないですねぇ。むしろ、事務所のスタッフさんから『現場でほかのアーティストと話してはいけない』『友だちも作ってはいけない』って言われていたぐらいで。今では考えられないかもしれないけど、そういう時代だったんです」

後藤「当時は今ほどアーティストも多くなかったので、音楽番組などでは大体同じような顔ぶれになって、亜美ちゃんともよく一緒に出演したんですけど、すれ違いざまに挨拶するぐらいで、会話はありませんでしたね」

──ドライな時代というか、少し寂しいですね。そんななか、それぞれにはどのような印象を持たれていましたか。

鈴木「真希ちゃんが『ASAYAN』のオーディションに出てきたときから、『かわいい! 絶対にこの子に決まる!!』と思って見ていたので、ずっと気になる存在でした。いちファンでしたね」

後藤真希(以下、後藤)「私もモーニング娘。に入る前から亜美ちゃんのアルバムを買って聴いていたので、スタジオで本人と会ったときには『(あー、亜美ちゃんだー!)』って内心興奮しました。何事もないかのように、涼しい顔をしてましたけど(笑)」

──同じ番組出身ではありますが、当時はパフォーマンスのスタイルがまったく違いました。お互いの活動を見ていて、うらやましく感じたり、逆に大変そうだなと思ったりしたことは?

後藤「まだ子どもだったので、『ひとりだと、お弁当が選び放題でいいなぁ』って、そんなことを考えていました。ただ、いざ自分自身がソロになってみたら、ライブ中のMCやインタビューのコメントなども含め、すべて自分ひとりで対応しなくちゃいけない。デビューのときにひとりだったら、たぶん務まらなかったでしょうね」

鈴木「私はどちらかというとひとりが好きなタイプなので、グループだったらきっと続けられていないかも……。大人数だと周りと合わせなければいけないこともあると思うので大変だなと、感じていました。一方でステージを作るという面では、いろんな見せ方ができるのはグループの大きな強みですよね」

関連キーワード

関連記事

トピックス

隣の新入生とお話しされる場面も(時事通信フォト)
《悠仁さま入学の直前》筑波大学長が日本とブラジルの友好増進を図る宮中晩餐会に招待されていた 「秋篠宮夫妻との会話はあったのか?」の問いに大学側が否定した事情
週刊ポスト
新調した桜色のスーツをお召しになる雅子さま(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
雅子さま、万博開会式に桜色のスーツでご出席 硫黄島日帰り訪問直後の超過密日程でもにこやかな表情、お召し物はこの日に合わせて新調 
女性セブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
週刊ポスト