8年ぶりの共演が話題を集めている。4月14日に放送が始まった日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)は、どんな手段を使ってでも殺人犯を無罪にしてしまう弁護士を描いた異色のリーガルドラマだ。主人公の弁護士を演じるのは長谷川博己(47才)。その事務所で働く後輩弁護士を北村匠海(26才)が演じている。
「長谷川さんと北村さんの初共演は2011年のドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系)。長谷川さんが先生、北村さんは教え子の生徒役でした。ほかにも、生徒役として土屋太鳳さん(29才)や松岡茉優さん(29才)など、いまや第一線で活躍している俳優さんが多数出演していましたが、北村さんはその筆頭格といえるでしょう」(芸能関係者)
数々の話題作に出演している北村だが、彼はいままさに国民的俳優への一歩を踏み出そうとしている。あるテレビ局関係者がこっそりと明かす。
「北村さんは、2025年前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』への出演が濃厚だそうです」
『あんぱん』は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしさんと、その妻の小松暢さん夫妻をモデルにした物語。ヒロインを演じるのは、3300人以上の中からオーディションで選ばれた今田美桜(27才)だ。
現状、出演者は今田しか発表されていないため、肝心の漫画家で詩人のやなせさんを演じるのは誰なのか、ネット上では予想合戦が繰り広げられており、「やなせさんの雰囲気に近い」として、大泉洋(51才)や松下洸平(37才)などの名前が挙がっているのだが……。
「実は、北村さんが演じる役こそが、やなせさんだともっぱらです。北村さんは以前から朝ドラ出演に強い憧れを持っていて、過去には朝ドラのオーディションに参加して落ちたこともあると明かしています。『あんぱん』への出演も、企画が立ち上がったときから“アンパンマンをつくりたい”と熱望していたそうなんです」(前出・テレビ局関係者)
まだ20代半ばとはいえ、北村のキャリアは長い。9才でCMデビュー後、子役としてドラマや映画に出演。ロックバンド「DISH//」のボーカルとしても活躍し、2021年には紅白歌合戦への出場も果たした。
「今回、朝ドラで共演する今田さんとは、2021年から2023年にかけて公開された映画『東京リベンジャーズ』で大成功を収めた強い絆があるので息もピッタリでしょうね」(前出・テレビ局関係者)