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《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」

文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん

文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん

 日本人の父と、日本人とブラジル人のハーフである母の間に生まれ、2000年代にバラエティ番組『ウチくる⁉』(フジテレ系)や深夜情報番組『チェキラ!』(日本テレビ系)などで活躍したハーフタレントのこずえ鈴さん(44)。人気絶頂で芸能活動を休止後に渡米。芸名を本名のフリーディアに戻して結婚、1児の母となっていた……いったいフリーディアさんは今、どこで何をしているのだろうか。【前後編の前編】

 * * *
「ロサンゼルスのチャイナタウンで、小さな文房具屋さんを経営しています」──フリーディアさんはその文房具店「Paper Plant」内で、今回の取材を受けてくれた。約26平米の店内では、カラフルでかわいいペンやノート、カード、シール、マスキングテープ、Tシャツなど数百アイテムを扱っているという。

「文房具は子どもの頃から大好きで、とくに日本の文房具店にはかわいいものがいっぱいあったから、お仕事が休みの日には伊東屋や世界堂などによく通っていました。いつかは文房具店を開きたいと思っていて、息子が生まれたあと、グリーティングカードのブランドを起ち上げたのがきっかけで、お店を持つまでになりました」

「Paper Plant」の店内には、フリーディアさんがデザインしたオリジナル製品も置かれている。

「もともとイラストを描くのが好きだったんです。でも、オリジナル製品は少しだけ。多くは、日本や米国内から仕入れたものです。

 人気があるのは、ロサンゼルス・ドジャースをモチーフにしたシール。私がデザインしました。こっちでは、こういうシールを自分のウォーターボトルに貼る人が多いのです。ドジャー・スタジアムが近くにあるので、大谷翔平選手と山本由伸投手がドジャースに入団してからは、日本のツアーバスがたくさん来るようになって、関連グッズを探すお客さんがこの店にも流れてくるようになりました(笑)。

“ほぼ日手帳”も人気です。売っているのは、ロサンゼルスではうちだけなんですよ。それから、ネコちゃん柄のブックカバーとか、私がこの店をデザインしたオリジナルのトートバッグも人気ですね」

 お店は毎日9~16時まで営業。フリーディアさんは月曜から金曜まで店に出ている。

「文房具とコーヒーの組み合わせが好きで、コーヒーショップとシェアしています。お店を始めたのは2019年。それからパンデミックがあったり、ビジネスパートナーが転居したりいろいろあって、このお店は2022年2月にオープンしました。おかげさまで経営は順調です。大金持ちになる? 目指していないです(笑)。好きなものを作って、お客さんに喜んでもらって、毎日楽しく過ごしていくのが、自分の幸せだから」

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