ドジャース大谷翔平の元通訳・水原一平容疑者の違法賭博問題は、水原容疑者が銀行詐欺容疑で訴追され一段落。大谷は野球に専念できる状況となったが、一方でハワイの高級リゾート地に別荘を購入したことに注目が集まっている。
大谷が別荘を購入したのは、ハワイ島の「ザ・ビスタ・マウナケア・リゾート」。同リゾートのホームページには建設予定地を視察する大谷の写真が掲載、《大谷が最初の住人になる》と書かれている。大谷はこのリゾートの広告塔であり、購入者でもあるのだ。
大谷が購入を予定しているのは、同リゾートにある14棟のレジデンスのうち、中央に位置する1棟。その価格は約1700万ドル(約25億円)だという。別荘の敷地内には、打撃・投球練習場を建設する予定で、単なるバカンス用ではなく、メジャーリーガーとして有意義なオフシーズンを過ごすための別荘となりそうだ。
しかし、25億円を超えるほどの別荘を購入するということで、ネット上では大谷の金銭感覚や資産管理に対して、さまざまな声があがっている。
〈盗まれるくらいなら贅沢を味わう方が善い〉
〈野球をやっている子供達にもっともっと大きな夢を持ってもらうためにも、別荘でも、なんでもいいから大谷選手には頑張ってもらいたいです!〉
などと前向きな意見もある一方で、
〈ハワイに別荘を買うのは良いけど、その不動産屋の広告塔になるのはちょっとって感じがする〉
〈今回の一件でお金に無頓着な大谷選手に怪しい奴らがあの手この手で近づいてこようとするのが目に見えている〉
と、何らかのビジネスに利用されることを懸念するネットユーザーも多いのだ。
「大谷選手は水原容疑者が自分がギャンブル依存症だと告白するまで、お金を盗まれていたことに気づいていなかったとされています。そのため、お金に無頓着であるというイメージが強まりました。水原容疑者がやり取りしていた違法な賭博の胴元も、大谷選手のお金を狙っていたと見ることもでき、今後も怪しげな人々が大谷選手に近づいてくる可能性は否定できないわけです。
もちろん違法賭博騒動がなければ、今回の別荘購入についても、“世界一稼ぐメジャーリーガーのゴージャスな買い物”としてポジティブな反応が多かったでしょう。しかし、多額のお金を盗まれていた直後の報道となると、ネガティブな反応が増えてしまうのも仕方ないのかもしれません」(スポーツ記者・以下同)
25億円の別荘は“必要な投資”のはず
10年7億ドル(約1015億円)という前代未聞の契約でドジャースに入団した大谷。一般人では考えられないような豪華な生活をするのは当然だとも言えるはず。今後も、25億円の別荘だけでなく、さまざまな形で大金を使うこともあるだろうが、そのたびに水原容疑者の一件が思い出される可能性も高い。