ドラマ『イップス』(フジテレビ系)に主演する篠原涼子(50)。W主演のバカリズム(48)とは初共演だという。
「篠原がミステリー作家、バカリズムが刑事で共にイップス、つまりスランプに陥っているという男女2人のバディもの。2歳しか離れていないこともあり、夫婦のように和やかな雰囲気です。“ここアドリブ入れたら面白くない?”と台本片手に和気藹々と撮影しています。スタッフにも差し入れをするなど、気配りも欠かさない」(制作会社関係者)
今回のドラマは篠原にとっても正念場だという。キー局のドラマ制作陣は今回のドラマの反響に強い関心を示している。
「視聴率女王として知られた篠原ですが、近年はヒット作に恵まれず。近年の作品の視聴率は決して悪くはないのですが、『アンフェア』(フジテレビ系列)や『ハケンの品格』(日本テレビ系列)に次ぐ代表作が10年近く出ていない。いくら篠原といえど、いつまでも主演の座が用意されているわけではない。このドラマの評価次第で、今後のオファーにも影響が出てくるのではないか」(キー局ドラマ制作)
篠原自身も今作にかける想いは決して低くはないだろう。そんな彼女のもうひとつの心配が、15歳になる長男・市村優汰だという。2021年7月に市村正親との離婚を発表し、2人の子供の親権は市村が持っている。
「優汰は昨年、テレビドラマ初出演を果たすなど俳優・モデル路線で活動を本格化しています。苦労人の篠原さんは『多くのスタッフに支えられるおかげで舞台に立つことができる』という考えを持っている人。両親が著名な俳優であるため、勘違いしてはいけないと心配もあるのでしょう」(事務所関係者)
優汰のSNSには市村との写真はあるが、篠原の姿はない。だが、母として責任は強いようで、裏でしっかりと子供に向き合っているようだ。
「市村さんと子供が暮らしているマンションに定期的に顔を出しているみたいです。家族との時間は大切にしたいようで、一緒に食事をするなど多忙なスケジュールの合間を縫って時間を作っているそうです」(同前)
※週刊ポスト2024年5月3・10日号