芸能

【肝炎検査を受けて!】伍代夏子“アウェー”で叫ぶ!能登半島地震復興応援チャリティーマッチ後に明かした「知られざる被災地の健康課題」

歌手で厚生労働省・肝炎対策特別大使の伍代夏子

歌手で厚生労働省・肝炎対策特別大使の伍代夏子

「みなさん! 肝炎という病気をご存知ですか」──4月20日、歌手で厚生労働省・肝炎対策特別大使の伍代夏子は訪問先の石川県「金沢ゴーゴーカレースタジアム」で、スタンドへ向けて大きな声で呼びかけた。名称の“カレー”にちなんだという、明るめな黄色のトップスがピッチのグリーンに映えて目を引く。

 その姿は瞬時に関心を集めたが、手を挙げるジェスチャーをして問いかける伍代に対して「肝炎を知っている」と、挙手で応答する姿はまばら。その反応を見て伍代は、「まだ知らない方はぜひ今日、知ってください」とアピールした。

「『肝炎』というものにならないためにはどうしたらいいんだろう、もしもなったらどうしたらいいんだろう──そうした情報を発信・啓発するために、厚生労働省『知って、肝炎プロジェクト』の活動があります。肝炎を多くの皆さんに知ってもらおうと、私たちは普段からこうして、大勢の方が集まる場所へお邪魔してお話ししているんです」

 この日、スタジアムでは元日の地震で被災した能登をサッカーで元気づけたいと「能登半島地震復興応援チャリティーマッチ」が開かれていた。現役時代から災害復興支援を積極的に行い、現在はJリーグ選手OB会長を務める佐藤寿人さんが中心となって、元日本代表選手が「ブルーレジェンズ」として集結。日本サッカー協会会長の宮本恒靖さんや岡野雅行さん、中澤佑二さんなど、15人もの元日本代表選手が揃った。

 スタンドには能登からおよそ1500人が招待され、珠洲市や能登町などの5チームから48人のサッカーキッズも参加。子どもたちは元日本代表選手らと一緒にミニゲームも楽しんだ。その後、被災地の復興を願って観客を含めた全員で黙祷を捧げて、メインイベントとなる復興応援マッチがキックオフ。「ブルーレジェンズ」と地元・ツエーゲン金沢OBなど石川県ゆかりの選手による「がんばろう石川」が対戦した。

 前半は両者譲らず0-0で終了。ロッカールームへと引き上げるレジェンドへ向けて、子どもたちからすかさず「やじーん!(岡野)」「ボンバー!(中澤)」など、声援が飛ぶ。そんな興奮さめやらぬハーフタイムの“アウェー”な空気に飛び込んで、「知って、肝炎プロジェクト」による冒頭の啓発活動が行われた。

 肝炎を含む病気や健康について考えるトークイベントとして、一卵性三つ子のインフルエンサー・佐藤三兄弟から長男の綾人と三男の嘉人、ツエーゲン金沢でプレーする豊田陽平選手、ご当地アイドル『ほくりくアイドル部』の松井祐香里、有松来未も登場。各々、健康づくりや被災地への想いを語った。

 伍代はまず「被災された皆さまには心からお見舞い申し上げます」と挨拶。「この熱気、活気がそのまま被災地へ届けばいいなと思います」と寄り添い、肝炎について語り始めた。「肝臓が炎症を起こしている状態を肝炎といいます。肝炎ウイルスが悪さをして慢性化することがとっても怖いんです。中でもC型は慢性肝炎を発症しやすいと言われています。もしかしたら、そんな肝炎のウイルスが皆さんの血液の中にいるかもしれないんです」。

 そこで一旦、言葉を切った。ぐるっとスタジアムを見渡し、語気を強めて、こう続けた。「肝炎は感染しても痛くもかゆくもなく、無症状のまま知らないうちに進行してしまう。だから、怖いんです。そうならないためには早期発見、早期治療が大切です。ウイルスに感染しているかどうかは、血液検査でわかります。自分の体の中に慢性肝炎の原因となるB型、C型のウイルスがいないか、ご自身やご家族の命を守るために検査で確かめていただきたい」。

関連キーワード

関連記事

トピックス

折田楓氏(本人のinstagramより)
《バーキン、ヴィトンのバッグで話題》PR会社社長・折田楓氏(32)の「愛用のセットアップが品切れ」にメーカーが答えた「意外な回答」
NEWSポストセブン
東北楽天イーグルスを退団することを電撃発表し
《楽天退団・田中将大の移籍先を握る》沈黙の年上妻・里田まいの本心「数年前から東京に拠点」自身のブランドも立ち上げ
NEWSポストセブン
妻ではない女性とデートが目撃された岸部一徳
《ショートカット美女とお泊まり》岸部一徳「妻ではない女性」との関係を直撃 語っていた“達観した人生観”「年取れば男も女も皆同じ顔になる」
NEWSポストセブン
草なぎが主人公を演じる舞台『ヴェニスの商人』
《スクープ》草なぎ剛が認めた「19才のイケメン俳優」が電撃メンバー入り「CULENのNAKAMAの1人として参加」
女性セブン
再ブレイクを目指すいしだ壱成
《いしだ壱成・独占インタビュー》ダウンタウン・松本人志の“言葉”に涙を流して決意した「役者」での再起
NEWSポストセブン
ラフな格好の窪田正孝と水川あさみ(2024年11月中旬)
【紙袋を代わりに】水川あさみと窪田正孝 「結婚5年」でも「一緒に映画鑑賞」の心地いい距離感
NEWSポストセブン
名バイプレイヤーとして知られる岸部一徳(時事通信フォト)
《マンションの一室に消えて…》俳優・岸部一徳(77) 妻ではないショートカット女性と“腕組みワインデート”年下妻とは「10年以上の別居生活」
NEWSポストセブン
来春の進路に注目(写真/共同通信社)
悠仁さまの“東大進学”に反対する7000人超の署名を東大総長が“受け取り拒否” 東大は「署名運動について、承知しておりません」とコメント
週刊ポスト
司忍組長も傘下組織組員の「オレオレ詐欺」による使用者責任で訴訟を起こされている(時事通信フォト)
【山口組分裂抗争】神戸山口組・井上邦雄組長の「ボディガード」が電撃引退していた これで初期メンバー13人→3人へ
NEWSポストセブン
『岡田ゆい』名義で活動し脱税していた長嶋未久氏(Instagramより)
《あられもない姿で2億円荒稼ぎ》脱税で刑事告発された40歳女性コスプレイヤーは“過激配信のパイオニア” 大人向けグッズも使って連日配信
NEWSポストセブン
俳優の竹内涼真(左)の妹でタレントのたけうちほのか(右、どちらもHPより)
《竹内涼真の妹》たけうちほのか、バツイチ人気芸人との交際で激減していた「バラエティー出演」“彼氏トークNG”になった切実な理由
NEWSポストセブン
ご公務と日本赤十字社での仕事を両立されている愛子さま(2024年10月、東京・港区。撮影/JMPA)
愛子さまの新側近は外務省から出向した「国連とのパイプ役」 国連が皇室典範改正を勧告したタイミングで起用、不安解消のサポート役への期待
女性セブン