束帯を半身だけはだけさせた柄本佑(37才)と三浦翔平(35才)がキリキリと弓を引く。肩まわりの筋肉が隆起し、肉体美があらわになると、見学する女性たちが恍惚の表情を浮かべる。またあるときは、上地雄輔(45才)がお目当ての女性を見つけるや否や暗がりでいきなりバックハグ。彼女を向き直らせるとそのまま熱い口吸いを見せた。
魅惑的なシーンの連続で視聴者を虜にするNHK大河ドラマ『光る君へ』。吉高由里子(35才)演じるまひろと、柄本演じる藤原道長の恋路も見どころの1つだが、新たなライバルが物語を賑わせそうだ。
「5月末から始まる越前編に出演する松下洸平さん(37才)です。歴史上の人物ではないオリジナルキャラで、宋からやってきた見習い医師、周明を演じます。物語上、周明はまひろに宋の言葉を教えるそうですが、2人はかなり親密な仲になっていくらしく、“サービスシーン”が多く盛り込まれていることが予想されます。本作の脚本を手がける大石静さんも周囲に越前編では“劇的なことが起こる”と豪語していますからね」(芸能関係者)
今作は宮中に渦巻く愛憎と権力や、天皇や貴族たちの生きざまを鮮やかに描く一方で、「セックス&バイオレンス」というテーマを掲げている。
「吉高さんいわく、脚本は『エッチで情熱的』。難しいと言いながらも、吉高さんの芝居は抜群で、現場は彼女が醸し出す色気にうっとりだといいます。きわどいシーンはもちろん、大胆なせりふも多数用意されていますが、見事に演じていますよ」(テレビ局関係者)
吉高がここまで気合を入れるのは、この作品が集大成となるからだ。
「『光る君へ』のクランクアップは10月頃だそうですが、その後、彼女は“長いお休み”に入るというのです」(別の芸能関係者)
思えば『花子とアン』(2014年、NHK)で主演を務めた後も約2年間の休業期間を設け、世界中を旅していた吉高だが、今回は一体──。
「吉高さんは結婚を控えているんです。お相手は熱愛が報じられたジュエリーブランド創業家の御曹司。すでに同棲していて、撮影後、毎日“愛の巣”に直帰するほどのラブラブぶりだといいます。大河が終了したタイミングで結婚する予定だともっぱらで、それに伴い、映画やドラマなどの仕事はしばらくお休みするようですよ。
彼女にとってはお休み前の最後の作品ですから、何が何でも成功させたい。大胆な濡れ場のシーンも彼女の決意の表れなのです」(前出・テレビ局関係者)
現状、“お休み”期間は未定だというが、さらなる飛躍の充電期間だと思いたい。
※女性セブン2024年5月9・16日号