信号待ちのわずかな時間でも、妻の肩に手を回してマッサージをする様子に、夫婦の愛情と信頼の深さが浮かんで──夕方になると、まだ肌寒さを感じた4月11日の午後5時。都内の閑静な住宅街を、森高千里(55才)と江口洋介(56才)夫婦が歩いていた。
森高はカーキ色のブルゾンに黒のロングスカートで、足元は黒のスニーカー姿。一方の江口はデニムに黒のTシャツの上からジャケットを羽織っただけという、夫婦揃ってのカジュアルコーデだった。
「森高さんが少しうしろを歩いて、つかず離れずの距離感。でも、立ち止まると横並びでぴったり寄り添うんです。背の高い江口さんの顔を見上げる森高さんは、幸せそうな笑顔。とてもすてきな雰囲気でした」(目撃した人)
その日は、森高の55才のバースデーだった。特別な日でも、肩肘張らない自然体が、今年結婚25年目の銀婚式を迎えるふたりの空気感のようだ。
現在、森高はライブツアーの真っ最中だ。1992年に発売した代表曲『私がオバさんになっても』では、オバさんになったらミニスカートはとても無理で、若い子には負けると歌うが、30年以上経っても森高の美貌は健在だ。今回のツアーでも、チアガール風の衣装を身にまとい美脚を惜しみなく披露している。
一方の江口は、今年2月に配信がスタートした賀来賢人(34才)主演のNetflixオリジナルドラマ『忍びの家』に出演。現代まで残る忍者の家系の大黒柱を演じた。ほかにも出演作として3月には映画『ゴールド・ボーイ』が公開され、5月にも映画『からかい上手の高木さん』の公開が控えている。揃って仕事が順調なふたりだが、プライベートもしっかり充実しているという。
「江口さんは結婚前からギターにバイク、サーフィン、ガーデニングと多趣味です。家具にもこだわりがあって、自分で色を塗ってDIYもする。森高さんはそんな江口さんに流されず、でも時折一緒に参加するなど程よい距離を保っている。“お互いの趣味にはあれこれ言わない”のが、夫婦円満につながる秘訣だそうです」(芸能関係者)