5月7日発売の「週刊ポスト」は、ゴールデンウィークを満喫したあとに真剣に取り組みたい健康とお金のスペシャル合併号。ロンドン大学の研究で驚くべき恐怖の薬害が判明した。なんと日本人が多く服用する降圧剤と、日本人が多く罹患する緑内障に看過できない連関があったというのだ。さらに、制度改正で注目が集まる相続には「放棄する」という究極の選択を提案する。青息吐息となった岸田政権が進める税金バラ撒きの最後のあがき、「おひねり」騒動の参院議員・中条きよし氏を巡る仰天トラブルなどスクープ情報、大増ページのグラビアも必見です。
今週の見どころ読みどころ
◆<スクープ入手>岸田自民が集票マシンにバラ撒いた「補助金リスト」
補選3連敗で岸田政権の命運も尽きそうに見えるが、首相自身はいまだ「解散・総選挙で起死回生」を本気で狙っているという。その根拠となる税金私物化の内部文書を入手した。自民党支持組織の陳情と自民党の「回答」をまとめたリストだ。そこには、献金や集票を担う各種団体からの補助金や税制優遇を求める要求と、自民党の利権バラ撒き方針がズラリと並んでいた。一般国民には増税や年金カットを押し付け、自らの支持組織に利権を分配する自民党政治の暗部がはっきり見えた。
◆<追及スクープ>維新の参院議員・中条きよし「年利60%の高利貸し」疑惑の契約書
本誌がカラオケ大会での「おひねり」要求をスッパ抜いた歌手・俳優で日本維新の会の参院議員でもある中条きよし氏が、違法な高利貸しを営んでいるのではないかと疑わせる契約書と証言を入手した。知人に1000万円を貸し付け、その契約書には「利息配当は年60パーセントとする」と書かれている。借りた男性もその内容を認めた。その通りなら違法な高利であり、貸金業法違反も疑われる。さらに、その貸付金は国会議員の資産公開でも隠されていた。本人の弁明とは……。
◆<恐怖リポート>ロンドン大が調査した「降圧剤で緑内障リスク4割増」の衝撃
日本人は世界一、降圧剤を服用していると言われる。その多くが「カルシウム拮抗薬」と呼ばれるものだ。ロンドン大学が50万もの症例を分析して発表した論文は、日本の高血圧専門医と眼科医を震撼させた。なんと、同薬を服用している人は緑内障の発症リスクが通常の1.39倍もあったというのだ。緑内障は日本では失明原因の第1位。これは偶然なのか? 専門医の論文解説、それ以外にも指摘され始めた降圧剤の副作用、薬同士、薬とサプリメントの飲み合わせ問題、さらには減薬、断薬の方法について緊急リポートする。
◆記念すべき初顔合わせ! 江夏×田淵×掛布「タイガースのとんでもない裏話」
「アレ」を達成して球界の中心的存在となった阪神のレジェンド3人が、意外にも初顔合わせの座談会。黄金バッテリーとしてV9の巨人、ONと死闘を繰り広げた江夏、田淵に対し、その数年後に入団し、1985年に球団初の日本一の立役者になった掛布。重なる思い出と異なる経歴に話は盛り上がった。そして、なぜ江夏、田淵はトレードで放出されたのか、さらには掛布にも実はあったトレード話など、球団の“ヤバイ歴史”も暴露された。もちろん今のタイガースへの熱い思いもほとばしる。
◆7・13ついに始動! 中森明菜「復活までの2392日」ドキュメント
2017年を最後に活動休止していた明菜が帰ってくる。7月13日にファンイベントを開催し、歌唱も披露するのではと期待されているのだ。1980年代に歌謡界の頂点を極めた歌姫は、その後、数々のスキャンダルやトラブルで表舞台から遠ざかることが多かったが、還暦を前に完全復活に向けて着々と準備を進めていた。「生みの親」の証言などから、その知られざる雌伏の期間を追った。
◆<直撃>人気者・なかやまきんに君が通う「妖怪セミナー」の怪
昨年は11社のCMに出演したきんに君が、なんとも奇妙なセミナーに通っている。会の主旨は、「悪い事が起きるのは全て妖怪のせい」で、それと手を切ることを推奨するもの。「妖怪」とされるものには、「ゲゲゲの鬼太郎」や「妖怪ウォッチ」から、「中日ドラゴンズ」や「サントリー製品」まで挙げられている。きんに君はサントリーのCMにも出ていたはずだが……。本人は会の主張を「信じているから行っているわけではない」と言うのだが。
◆ビートたけし「わが友・さくらももこさんのためにも新・ちびまる子ちゃん頑張れ」
主役の声優交代で話題の「ちびまる子ちゃん」には、何度かビートたけしが登場する。原作者・さくらももこさん(故人)は子供時代に西城秀樹や山口百恵と並んでたけしの大ファンだったことが作品からうかがい知れるが、実は現実の二人にも深い関わりがあった。その思い出を明かしたうえで、たけしは新しいちびまる子ちゃんにエールを送った。
◆<五輪ワイド>女性アスリート10人の「パリへの黄金ロード」
パリ五輪を目指す女性アスリートたちの秘話を一挙公開。競泳・池江里佳子、卓球・早田ひな&張本美和、やり投げ・北口榛花、テニス・大坂なおみ、ゴルフ・渋野日向子らの最新エピソードがそろった。
◆<徹底検証>多くの庶民にとって「相続しない」が大正解だった!
司法統計によれば、相続を巡る法的トラブルのうち、相続額が1000万円以下が3分の1、5000万円以下が4分の3を占める。揉めるということは、その遺産を複数人で分けるというシチュエーションだから、実はそれほど大きくないお金のために家族・親族でバチバチの闘いを繰り広げているというのが実態なのだ。なぜそうなるのか、どうすれば争いを防げるのか、そして究極の「相続しない」は損なのか得なのか。実例と証言を元に検証した。
◆手嶋龍一×佐藤優「ネタニヤフとトランプの核戦争への道」
ウクライナやガザ、さらには台湾海峡や朝鮮半島の不穏な動きはどこへ向かうのか。世界情勢を読み解くプロフェッショナルふたりが徹底的に語り合った。すでに世界の紛争地域では人命至上主義が通用しなくなっており、核戦争のリスクさえ前世紀とは全く違う論理で動いているという。イスラエルのネタニヤフ首相が「最高の友人」と称賛するトランプ氏の復活が大きな引き金になる可能性も見えてきた。
◆「ノーベル賞に最も近い日本人」が伝授する「快眠メソッド」9つの心得
普通の眠りとほとんど変わらない快眠をもたらす画期的な睡眠薬の開発に貢献した筑波大学の柳沢正史教授は「ノーベル賞に最も近い日本人」に挙げられる。その睡眠のマエストロが教える快眠法を詳しく紹介する。「エアコンは一晩中つけておく」「寝る前にスマホを見てもいい」「ショートスリーパーの99%以上はただの寝不足」「パートナーとは寝具を別にせよ」など、ドキッとする指摘と気づきが並んだ。
◆<カラーグラビア>一世風靡した人気女性アナ「ピカピカの一年生」珠玉ショット集
時代を彩った人気女性アナウンサーたちの貴重な新人時代のカットを一挙公開する。フジテレビ「華の3人娘」と呼ばれた有賀さつき、八木亜希子、河野景子の同期スリーショットをはじめ、日本テレビの馬場典子、テレビ東京の鷲見玲奈、森香澄など総勢33人がそろい踏み!
◆現代女性の真実に迫る――東大生と上智大生「現役ソープ嬢」の告白
貧困化する日本で、苦しい生活を強いられている学生や女性が急増している。超がつく高学歴を手に入れたふたりの女性が性風俗で働く理由を明かした。そこからは、現代日本の閉塞感と社会課題が浮かび上がった。
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