今年4月に心不全のため54歳の若さで亡くなった第64代横綱・曙太郎さん。近年は都内の病院で闘病生活を送っていたが、体調が急変したという。現役時代は同期入幕の若乃花・貴乃花のライバルとして数々の名勝負を繰り広げ、初の外国人横綱として角界に名を残した。引退後は格闘家へと転向し世間を驚かせ、私生活では女優の相原勇(57)との婚約破棄騒動などワイドショーをにぎわせた。
生前、曙さんと親交のあった多くの著名人が追悼コメントを寄せるなか、かつての恋人だった相原は沈黙を貫いている━━。
相原は1989年に『三宅裕司のいかすバンド天国』(TBS系)のMCとしてブレイク。月9ドラマ『すてきな片想い』(フジテレビ系)では主演の中山美穂の友人役を演じ、1993年から1995年にかけて、芸能界に入るきっかけになったミュージカル『ピーター・パン』の主役を務めた。27歳のときにハワイ巡業の特別番組で曙さんと知り合い、1994年から交際に発展。
「多忙だった相原さんが曙さんの故郷・ハワイでデートを訪ね、曙さんの母親や親族とも食事をする良好な関係でした。ケガで休業中の曙さんを支えていた相原さんは当時、青年実業家と別れて傷心中。そんな彼女の心を癒やしたのも曙さんでした。
熱愛発覚当初は友人関係を強調していましたが、交際2年目には曙さんが大胆にも相原さんのミュージカル会場に駆け付け、彼女の誕生日にルイ・ヴィトンのバッグをプレゼントしていました。相原さんも曙さんの取組をマス席で観戦するなど、交際はオープンになっていました」(スポーツ紙記者)
友人関係から交際に発展して迎えた1996年5月。相原は会見で『彼の全部が好き』と語り、翌年には『一緒になれれば、ほかのものは何もいりません』と、結婚への意思を表してゴールインは間近と思われていた。だが、1997年4月に2人は破局する。