「夜中の3時くらいで真っ暗だったんですが、白いシャツについた返り血だけはっきりと浮かんで見えたんです……」──4月8日午前3時ごろ、東京都新宿区内のタワーマンションから「敷地内で男性が女性に一方的に暴力を振るっている」との通報が警視庁にあり、駆けつけた警察官が和久井学容疑者(51)を殺人未遂の現行犯で逮捕した。社会部記者が話す。
「現場となったマンション1階の共有部には刃渡り10cmのナイフが残されており、和久井容疑者はそれを使って平澤俊乃さん(25)の首や腹などを複数回刺したとみられています。女性は病院に緊急搬送されましたが後に死亡が確認されました。調べに対し容疑者は『体を傷だらけにしてやろうと思って刺した』と話していて、警視庁は詳しい経緯を調べています」