国内

【ほぼ毎日出社】愛子さま、上司と積極的にコミュニケーションを取って奮闘中 女性皇族議論が進まない状況でますます仕事に没頭か

職場では研究会の運営や、情報誌の編集に当たられているという(4月、東京都八王子市。時事通信フォト)

職場では研究会の運営や、情報誌の編集に当たられているという(4月、東京都八王子市。時事通信フォト)

 5月7日、天皇家の長女・愛子さまは両陛下とともに、2日からの御料牧場(栃木県高根沢町)でのご静養から帰京された。

「愛子さまにとっては就職後初めてのまとまった休暇でしたから、リフレッシュされたのではないでしょうか。まして愛子さまの根を詰めた働きぶりは、時に周囲を心配させるほどですから」(宮内庁関係者)

 愛子さまは4月から、日本赤十字社(以下、日赤)の嘱託職員というお立場で、仕事に励まれている。当初、日赤側は、皇室のご活動との両立を鑑みて、最大でも週2~3日の出勤を想定していたそうだが、愛子さまは今日に至るまでほぼ毎日出社されている。

「雅子さまのように実務的な仕事で活躍したいというのが愛子さまの目標のようで、上司や先輩とも積極的にコミュニケーションを取り、奮闘されています。特別扱いはしないでほしいという強いご意向もあるそうです」(日赤関係者)

 一新社会人として仕事に打ち込まれる愛子さま。一方で、天皇家の長子であり女性皇族である愛子さまの将来は、再び不透明になりつつある。皇族数確保のため、今後は女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持するという案の議論が本格化しているうえに、新たな調査結果が発表されたのだ。

《皇位継承に「危機感」72% 女性天皇容認は90%》

 4月27日に共同通信社がまとめた皇室に関する全国郵送世論調査の結果によると、女性天皇を認めることに90%が賛同したという。

「愛子さまの存在が念頭に置かれていることは明らかです。天皇家の長子である愛子さまの即位に、国民の期待が寄せられている証左でしょう」(皇室記者)

 ただし、2022年に国会に提出された政府の有識者会議の最終報告書では、皇位継承において、悠仁さままでの流れは「ゆるがせにしてはならない」とされた。

「愛子さまのご活動が多くの人の目に触れるほど、国民は“愛子天皇”を切望するでしょう。しかし、それは悠仁さまにとっていいこととはいえません。宮内庁は頭を悩ませています。愛子さまご本人は泰然とされていますが、心中穏やかとはいえないでしょう。ますます日赤での仕事に没頭され、皇室のご活動は最小限に留められるのではないでしょうか。今後は、私的な外出も控えられるかもしれません」(前出・宮内庁関係者)

※女性セブン2024年5月23日号

関連記事

トピックス

氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
公益通報されていた世耕弘成・前党参院幹事長(時事通信フォト)
【スクープ】世耕弘成氏、自らが理事長を務める近畿大学で公益通報されていた 教職員組合が「大学を自身の政治活動に利用、私物化している」と告発
週刊ポスト
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン