ベージュのニットの上からジャケットを羽織り、パンツスタイルで東京・渋谷の街を優雅に歩く。全体的にゆるめのシルエットながら上品な雰囲気を纏っていたのは、AKB48の元メンバー・篠田麻里子(38)だ。今年1月期の連ドラ出演が話題となり、離婚騒動からの「復活」も印象付けている篠田。彼女は今年を「完全復帰」の年に見据えていると言う──。
AKB時代からモデルなどファッション分野の仕事に力を入れていた篠田は、グループ卒業後、女優業も活発化。私生活では2019年2月に年下の一般男性と結婚し、翌年4月には第1子女児の誕生を報告していたが、2023年3月に離婚を発表している。
そんな篠田は、今年1月期の連続ドラマ『離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-』(テレビ朝日系)に不倫妻・岡谷綾香役で出演。篠田も演じるのに勇気がいる役ではあっただろうが、その体当たり演技が業界内外で話題になった。次の出演作にも期待がかかるなか、芸能関係者が語る。
「実は、篠田さんは映画製作プロジェクト『YOAKE FILM』が制作中の『蒼き路上の伝説(仮)』に出演しているといいます」
同作は格闘家・朝倉未来(31)の著書などから構想されたストーリーを展開し、朝倉も本人役で出演する。
「主役はオーディションで決めることになっていますが、制作側のオファーで、主人公をサポートする母親役に篠田さんが選ばれたと聞いています。篠田さん自身、ドラマ『離婚しない男』で新境地を切り開き、自信をつけたようで、今後は悪女役だけでなく幅広い役柄に挑戦しようと前向きだとか」(同前)