俳優の高橋一生(43)と飯豊まりえ(26)が5月16日、公式サイトを通じて結婚を発表した。ドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK)シリーズで共演し意気投合したという2人。複雑な家庭環境で育ったことも知られている高橋だが、結婚を決意した背景には飯豊の「自分軸の生き方」があったようだ——。
「長男である高橋さんの下には弟が4人いますが、2017年には『A-Studio』(TBS系)で高橋さん自ら『父親が3人違います』と言及していています。ちなみに、三男でロックバンド・never young beachのボーカルを務める安部勇磨(33)も、異父兄弟です」(芸能関係者)
高橋は同番組で、年の離れた弟たちがまだ幼かった頃には自身がおむつを替えていたことなどを回顧。一方、母親とは不仲で、10年ほど会わない時期もあったという。
「一生さんの母親は何か事業を始めては失敗を繰り返していたそうです。ペットショップ関連の事業では30匹のチワワが残り、その面倒を子供たちが見ていた。安部さんが一生さんと連絡をとりづらかったのは、母親からお金を借りてくるよう指示されるためです。
一生さんは大人になってからも、浪費癖のある母親に何度も金銭を無心された挙句、車を勝手に売られてしまうなど散々な目に遭った。その母が病で他界する2015年までは大変だったそうで、そんな生い立ちからか、結婚願望はないように見えました。
ところが2022年7月、『FRIDAY』が熱愛をスクープ。前年に放送されたドラマ『岸辺露伴は動かない』第2期のクランクアップ直後、飯豊さんが高橋さんの住むマンションに引っ越したと報じられました。年齢差に関わらず、2人は深く意気投合したようでした」(前出・芸能関係者)
その年の差は17歳。まだ20代半ばの飯豊は、他のさまざまな作品で演じる役柄も“イマドキの女の子”といった印象のキャラクターが多い。しかし飯豊は若い頃から、自分と向き合う時間を大切にしているようだ。前出の芸能関係者が語る。
「飯豊さんはおしゃれ好きですが、『実際に目で見ないとわからないから』と、服をネット通販で買ったことがないそうです。女優業に真剣に向き合うために週6日ジムに通い、料理もほぼ自炊。腕前は相当なもので、味噌やぬか漬けから手作りしているそうです。
SNSも『自分からプライベートを発信するのは苦手』と、番組の告知以外にはほとんど使いません。明るいキャラクターを持ちつつ、自分軸で堅実に生きられる人だからこそ、高橋さんも惹かれ、警戒心を解いたのではないでしょうか」