年齢を重ね、いつの間にか蓄積されてしまった肌・目・歯のくすみ。くすみ感があると、なんとなく冴えない印象になるだけでなく、老けて見える原因にもなる。そんな肌・目・歯のくすみをなかったことにする、簡単なメイクのコツとおすすめコスメを紹介。ほんのひと手間で濁りが消え、透明感がアップ!
【教えてくれたのは…】
SHOKOさん/MAKE UPプロデューサー。ヘアメイク歴30年。美意識コンシェルジュ協会の代表理事。50代美容系YouTuberとして『SHOKO美チャンネル』を運営し、美容情報を発信。
気になるくすみを瞬時にカバーするメイクテク
●ピンク系のベースでくすみを飛ばす
「大人のくすみ肌には、ひと塗りで肌が明るくなるピンク系の下地を取り入れましょう。その中でも高い保湿力を長時間キープできるものをチョイスして」(SHOKOさん・以下同)
下地は両頬、額、鼻先、顎の5点におく。頬と額には多めにおき、塗り広げずにしっかり馴染ませるのがコツ。
●まぶたのくすみはオレンジのアイカラーでカバー
まぶたがくすんでいると、目が窪んで見えて老け感アップ。「オレンジ系のアイカラーをアイホール全体に塗ることで、くすみが一掃できます」。
●上向きラインを描いて口もとのくすみを消す
口もとのくすみには肌よりも明るい色のコンシーラーを使用。「口角の横に上向きラインを描くと、くすみをカバーできる上、口角も上がって見えます」。
●目の下のくすみはオレンジのコンシーラーで隠す
目の下のくすみにはオレンジ系のコンシーラーが活躍。「ファンデーションの後、くすみ部分にコンシーラーを塗り、馴染ませます」。
●青みピンクのリップで歯を白く見せる
「青みがかったピンク系のリップを使うと歯と唇のコントラストがはっきりするので、歯が白く際立って見えます。いまどき青みピンクが◎」
撮影/平林直己 取材・文/青山貴子
※女性セブン2024年5月30日号