3月いっぱいで日本テレビを退社した上重聡アナ(44才)が、いきなり苦境に立たされている。通常なら、局アナがフリーに転身すると、最初は“ご祝儀”で仕事が殺到するものだが、上重アナは4月に『ぽかぽか』(フジテレビ系)に出演した際、「超大型連休ですよ」とスケジュールがスカスカだと告白した。
5月19日には元・担当番組の『シューイチ』(日本テレビ系)に出演。「日本テレビと交渉しまして」とかつてのレギュラーコーナーに復帰を果たしたが、スケジュール帳が埋まっていない状況は変わっていないようだ。
上重アナは2003年、立教大学を卒業して日本テレビに入社。男性の新人アナが話題になることは滅多にないが、彼の入社は大きな話題になった。
「上重アナは高校時代、PL学園のエースとして甲子園で活躍。松坂大輔を擁する横浜高校と2度にわたって対戦し、伝説の延長17回の試合でも松坂と投げ合いました。さらに大学時代には、六大学リーグ史上2人目となる完全試合を達成。野球のエリート街道を歩んできましたが、アナウンサーという異業種を選んだ。
しかし2015年、大手スポンサーの関係者から約1億7000万円を無利子で借り受け、さらに高級外車まで提供されていたことが発覚。“利益供与問題”のイメージはいまだに強く、フリー転身後もそのネタをイジられている状況です」(スポーツ担当記者)
野球の道をきっぱりあきらめてアナウンサーを選んだかと思えば、高給で知られる日本テレビを退社。思い切りの良さには感心するが、フリー転身を発表した時から、苦戦はささやかれていた。