芸能

【松本潤が独立】7月から野田秀樹氏が手がける舞台に出演、ロンドンでも上演 舞台初共演の長澤まさみの“凄み”に刺激を受ける

退所を発表した松本潤

退所を発表した松本潤

《正直なところ不安も大きいのですが、私自身の未来を形作るためには必要な一歩だと感じています》。5月16日、STARTO ENTERTAINMENTを5月30日をもって退所すると発表した嵐の松本潤(40才)は、その決意を公式ホームページでこう綴った。グループは脱退せず、個人としては独立というスタイルは、嵐の盟友である二宮和也(40才)と同じ選択だった。

「主演を務めたNHK大河ドラマ『どうする家康』の撮影を終えた昨年の末頃から熟考を重ねていたそうです。決断に至ったのはこの春先。当初は自身の参加を伏せていた事務所のライブイベントで演出を手がけることを明かしたのは、このライブを最後に独立することを決断したからでしょう。5月30日のライブの千秋楽で松本さんが登場する可能性も囁かれています」(芸能関係者)

 長年、嵐のライブ演出を担当し、そのノウハウを後輩たちに伝授してきた松本だけに、退所を惜しむ声も多い。

「ただ、独立したからといって後輩たちとの縁が切れるわけではなく、個別にアドバイスすることもあるでしょうし、オファーがあれば後輩グループのライブ演出を手がけることに、何ら支障はありません。もちろん、嵐に関しても、グループやファンへの彼の思いが揺らぐことはない」(前出・芸能関係者)

 今年11月にデビュー25周年を迎える嵐。4月に本誌・女性セブンの取材に応じた大野智(43才)が語ったように、その節目をどのように迎えるかは、今後のメンバーたちの話し合い次第で、この先、徐々に具体的になっていくのだろう。

 そんな松本は、嵐の再始動を前に、役者として大勝負を控える。大物演出家の野田秀樹氏が手がける舞台に、長澤まさみや永山瑛太ら、豪華共演陣とともに出演するのだ。舞台公演は7月から東京、福岡、大阪と続くが、国内だけでなく、演劇の本場・英ロンドンでも上演される一大プロジェクトである。

「松本さんと野田さんは20年以上の親交がありますが、彼が演出を手がける舞台に出演するのはこれが初めて。これまで長期間拘束される舞台はスケジュール上、なかなか出演するのが難しい状況でしたが、嵐が活動休止中で松本さんも独立を決断したことから、13年ぶりに舞台作品への挑戦が可能になりました。

 現在はワークショップを重ねて作り込んでいく野田さんの世界観にどっぷりつかっているようです。すでに10月31日から11月2日までのロンドン公演のチケットはほぼ完売で、前評判の高さがうかがえます」(舞台関係者)

 松本が目下、頼りにするのが舞台初共演となる長澤だという。

「松本さんとは2008年の映画『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』で共演していますが、舞台は別ものですからね。ワークショップでの難解なお題に、長澤さんが『できるじゃないよ。やるんだよ』と周囲を鼓舞する姿には松本さんも心酔しているそうです。彼の役者魂は長澤さんの凄みに大いに刺激されています」(前出・舞台関係者)

 これまでも、それぞれの経験を持ち寄ってグループとしてのパフォーマンスを磨いてきた嵐。新生・松潤が大仕事を終えたその先には新たな嵐の未来も待っている。

※女性セブン2024年6月6日号

関連記事

トピックス

精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)
ASKAが10年ぶりにNHK「世界的音楽番組」に出演決定 局内では“慎重論”も、制作は「紅白目玉」としてオファー
NEWSポストセブン
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
気になる「継投策」(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督に浮上した“継投ベタ”問題 「守護神出身ゆえの焦り」「“炎の10連投”の成功体験」の弊害を指摘するOBも
週刊ポスト
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン