スポーツ

大谷翔平の活躍に影響を与える真美子夫人の「誠実性」 臨床心理士が注目するキャリア成功のカギ

ドジャースタジアムで行われたチャリティーイベントに出席したドジャースの大谷翔平(左)と妻の真美子さん(時事通信フォト)

ドジャースタジアムで行われたチャリティーイベントに出席したドジャースの大谷翔平(左)と妻の真美子さん(時事通信フォト)

 シーズンはじめに元通訳・水原一平被告の事件に巻き込まれるという大スキャンダルに見舞われたにもかかわらず、大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手がグラウンド内外で大活躍を続けている。それに伴って、ほとんど公の場に姿を見せていない真美子夫人への関心も高まっている。臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、スポーツ選手のパフォーマンス向上に配偶者が貢献する可能性について分析する。

 * * *
 持っている人はどこまでも持っているのか、ドジャース大谷翔平選手を見ているとそう思う。5月17日には、ドジャースの本拠地があるロサンゼルス市が、彼の実績などをたたえこの日を「大谷翔平の日」に制定。17は大谷選手の背番号でもあり、大谷選手のお父さんの誕生日でもあったこの日。サプライズで市議会に登場し議員たちに拍手で迎えられた後、レッズとの試合ではメジャートップに並ぶ13号2ランを放ち、自ら祝砲を上げたと報じられた。

 19日のレッズ戦では2試合ぶりにヒットを放っただけでなく、延長10回、ライト前に移籍後初めてのサヨナラ打を放ってチームを勝利に導いた。試合以外でも大谷選手の話題はつきない。16日の試合では、心臓病と戦う13歳のアルバート・リー君に始球式をプレゼント。自らキャッチャーになって、アルバート君のボールを受けていた。試合後には、球団から真美子夫人に始球式をと提案されたがやんわりと断ったというエピソードも明かしていた。ドジャースも姿を見せただけで世間の話題をさらっていく真美子夫人に注目しているのだ。

 それも当然。真美子夫人と結婚して以降、大谷選手はこれまで以上の活躍を見せている。未だリハビリ中のはずだが、バッターボックスに立つ姿はそれを微塵も感じさせない。応援席にいる真美子夫人の姿が捉えられたりすることもあるが、やはり彼女のサポートとバックアップと応援があってのことだろう。大谷選手の運気を彼女が後押ししているのか、彼女自身も持っているのか。ちなみに、ドラマ『不適切にもほどがある』(TBS系)ではないが、昭和には一緒にいることで男性の運気を上げる女性を指して”あげまん”と言われた。今のご時世、使うのをためらう言葉ではあるが、1990年には宮本信子主演で映画『あげまん』が公開されヒット、当時の流行語にもなっている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村容疑者のSNSにはさmざまな写真が公開されている
「死者のことを真摯に思って反省しているとはいいがたい」田村瑠奈被告の父に“猶予つき判決”も、札幌地裁は証拠隠滅の可能性を指摘【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・最上あいさんが刺傷され亡くなった(左・Xより)
〈オレも愛里なしじゃ生きていけない〉高田馬場刺殺事件・人気ライバー“最上あい”さん(22)と高野健一容疑者の“親密LINE”《裁判資料にあったスクリーンショット》
NEWSポストセブン
体調不良を理由に休養することになったダウンタウンの浜田雅功
《働きづめだった浜田雅功》限界だと見かねた周囲からの“強制”で休養決断か「松本人志が活動再開したときに、フル回転で働きたいからこそ」いましかないタイミング
女性セブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・最上あいさんが刺傷され亡くなった(左・Xより)
《生々しい裁判記録》「3万円返済後に連絡が取れなくなった」女性ライバー“最上あい”さん(22)と高野健一容疑者の出会いから金銭トラブルまでの全真相【高田馬場刺殺事件】
NEWSポストセブン
亀井京子アナが福祉業界にチャレンジ
亀井京子アナが語った「社会福祉業界への新たなチャレンジ」子育てに区切りで気づいた“自分の原点”、過去には「テレ東再就職プラン」も
NEWSポストセブン
渡米した小室圭氏(右)と眞子さん(写真/共同通信社)
「さすがにゆったりすぎる…」眞子さんが小室圭さんとの買い物で着ていたロングコートは5万6000円の北欧の高級ブランド「通販で間違えて買った」可能性
NEWSポストセブン
2023年12月に亡くなった八代亜紀さん
《没後1年のトラブル勃発》八代亜紀さん、“私的写真”が許可なく流出する危機 追悼CDの特典として頒布予告、手がけるレコード会社を直撃
女性セブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・最上あいさんが刺傷され亡くなった(左・知人提供)
「顔中血まみれ、白目で、あまりに酷くて…」女性ライバー“最上あい”さん(22)の“事件動画”の目撃証言と“金銭トラブル”の判決記録【東京・高田馬場で刺殺事件】
NEWSポストセブン
おもてなし計画を立てる大谷翔平(写真/アフロ)
【メジャー開幕戦】大谷翔平、日本凱旋でチームメートをおもてなし計画 選手の家族も参加する“チームディナー”に懇意にしているシェフを招へいか、おすすめスポットのアドバイスも
女性セブン
今も多くの人々の心に刻まれているテレサ・テンさん
【没後30年・秘話発掘】「永遠の憧れ」テレサ・テンさん 小林幸子、片岡鶴太郎らが語った「彼女だけの歌声」「今も歌い継がれる理由」
週刊ポスト
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・最上あいさんが刺傷され亡くなった(右・知人提供)
《女性ライバー“最上あい”刺殺》「200万円を超える額を貸している」「消費者金融から借金した」高野健一容疑者(42)が供述する被害者・佐藤愛里さん(22)との“金銭トラブル”
NEWSポストセブン
49歳で出産した女優・小松みゆき
49歳で出産した女優・小松みゆき 娘が、母の若い時の写真集を見たいと言い出したら…?「いいよ、と見せます」
NEWSポストセブン