創刊50周年『GORO』の時代をプレイバック カルチャー、政治、国際情勢、グラビア、オカルトなど若者の好奇心を刺激する全てがあった
“ブンガク女子”に学ぶ知的会話のススメ。読書好きの女子大生に好きな小説をリサーチ。アイザック・アシモフから三島由紀夫、田中康夫まで、幅広い作家・作品の名が挙がった(1981年5月28日号)
若者の好奇心を刺激するすべてが『GORO』にあった
新聞では分からないディープな中東情勢と日本の危機。当時、激しい抗争で世界の耳目を集めていたアラブとイスラエルの対立も「GORO」の守備範囲。中東各国の石油埋蔵量や兵器の最新事情を徹底解説した(1975年3月27日号)
熱い言葉の数々に若者の心が揺さぶられた。芸能界の舞台裏やステージで感じたことなど、心を動かされたことを赤裸々に綴る武田鉄矢のエッセイ。金八先生とはまた違う、若者への熱いメッセージが込められる(1984年1月1日号)
“空飛ぶ円盤”で沸く町にUFO研究者を派遣。飛来した飛行体を見ようと“UFO観測隊”が殺到した岡山県のリアルな様子をレポート。迫真の目撃談を伝え、空飛ぶ円盤の写真で報じていた(1974年12月12日号)
日本に忍び寄る麻薬の罠に警鐘を鳴らした。1975年度に急増した麻薬送検数を題材に、マリファナなどの克明な麻薬体験や栽培法、使用方法をレポート。当時はマリファナ同好誌も人気だったという(1976年10月28日号)
女性の時代の到来を告げる“平成オンナ”のトレンド情報。圧倒的男性雑誌『GORO』が“女性目線”で「女性版GORO」を特集。カラオケやゴルフなど、女子大生やOLたちのリアルなトレンドを追いかけた。ちなみに当時のAVギャルの流行は、ウォーターベッドだった(1989年9月28日号)
インフレの嵐吹き荒れる物価高で悲鳴を上げる大学生に、生活防衛法を説く。「通学はローラースケート」「食事はデパートの試食で済ませる」など、涙ぐましい工夫が満載(1980年6月12日号)
“ナウな”大学生のこだわりレイアウト学。都内大学生たちの部屋を徹底解説。整然とした収納上手から、神輿や番傘が鎮座する珍レイアウトまで、学生のこだわり部屋が並ぶ(1977年3月24日号)
美女との出会いを求めて“テニスの聖地”に潜入。1970年代、一大ブームになったのが「テニス」。軽井沢と山中湖のコートでラケットを振るテニス・ギャルたちを突撃チェック。口説き文句の指南もあるのが嬉しい(1979年10月25日号)
大空に憧れる男たちの夢にあふれた熱きロマン。熱気球やハンググライダー、飛行船に着目。国内外の最新事情に迫った(1976年1月22日号)
ロッキード社の軍用機と商法を丸裸に。ロッキード事件が話題になるや、ロッキード社の“怪物機”大図鑑と題して特集。哨戒機「P-3C」などの軍用機と“黒い商法”を、すかさず総点検した(1976年3月25日号)
水面下で進む徴兵制布告シナリオを暴く。「北の脅威キャンペーンを仕掛ける防衛庁の狙いは徴兵制」とダイナミックな発想で断じた。「徴兵システムはすでに完成した」と警鐘を鳴らす(1979年8月23日号)
原子力と核融合の危うさを46年前に警告していた。日本のエネルギー政策にも物申した。政府が推進する原子力と核融合の問題点を鋭く指摘し、“汚染地獄”の危険性に迫った(1978年4月27日号)
ユーミンが恋愛相談に答えた。「ハートのうずくような恋を知る」「相手に傷を与えれば、いつか自分にハネ返ってくる」。ユーミンこと松任谷由実の珠玉の恋の言葉が並ぶ人生・恋愛相談(1978年1月12日号)
地球温暖化による“東京沈没”を予言! CO2の増大で南極に眠る古代の氷床が融けて海の水位が60m上昇し、東京やニューヨークが沈没するという未来を予言している(1978年11月9日号)
ネッシー生存の可否をトコトン追究。「ネッシーの正体は絶滅したはずの首長竜プレシオサウルスの生き残り」とする仮説を、あらゆる角度から徹底的に考察した(1976年2月12日号)
“魔の三角地帯”の海底でユリ・ゲラーが聞いた声とは。ユリ・ゲラーがバミューダ海域に乗り込んだ渾身のレポートを独占掲載。海底での謎の音を録音・分析、伝説の古代人アトランティス人の声である可能性を指摘した(1977年5月26日号)
『GORO』の表紙(その1)
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