日本アカデミー女優のもたいまさこが3年ほど前から女優活動をしていないことがわかった。メガネ姿で数多くの名作に出演し、独特の存在感を放った名バイプレーヤーの足取りを追った──。
1979年に渡辺えり(69)と劇団を結成し、1986年のCM『タンスにゴン』では自身のセリフ「亭主、元気で留守がいい」が流行語大賞銅賞を受賞。
女優として転機となったのは、1988年に盟友・小林聡美(59)と共演した人気コメディドラマ『やっぱり猫が好き』(フジテレビ系)への出演だった。同ドラマのヒットを機に知名度が上がったもたいは、ドラマ『古畑任三郎』シリーズ、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』、『それでもボクはやっていない』など、数多くの名作に出演してきた。
「実は、数年前から『もう仕事はしたくない』と周囲に話していたそうで、コロナが流行ってからは、行きつけの飲食店にも顔を出さなくなったそうです。2021年に出演したドラマを最後に女優の仕事はしておらず、仲間内でも彼女を心配する声があがっていました。どこで何をしているのでしょうか」(映画関係者)