《昨日は千と千尋の神隠しロンドン公演、私にとっての大千穐楽でした! あっという間の1ヶ月半で毎日本当に充実していて、濃厚な時間を過ごせました》──5月31日、「X」でこう報告した橋本環奈(25才)が凱旋を果たした。しかし、帰国早々彼女に休んでいる暇はない。
「海外での1か月半にわたる大仕事を終えたばかりですが、橋本さんはすでに別の大作の撮影に入っているんです」(テレビ局関係者)
宮崎駿監督によるアニメ映画を原作とした舞台『千と千尋の神隠し』は、2022年の初演以来、今年が3度目の公演となる。これまでダブルキャストとして千尋役を務めていた橋本と上白石萌音(26才)に加え、今回はオーディションを突破した川栄李奈(29才)、福地桃子(26才)が加わり、4人が日替わりで千尋を演じる。さらに今年はロンドンでの海外公演も組まれ、初日の5月7日から、8月24日までの4か月間という長丁場となっている。
「橋本さんにはロンドン公演のトップバッターが任されていました。彼女は4月末にロンドンに渡り稽古を重ねていましたが、初日公演を休演。急遽、上白石さんが代役を務めることになったのです。
休演の理由は明かされませんでしたが、SNSに投稿される彼女の写真からは、疲れが見てとれたため、一部のファンからは心配の声があがりました」(芸能関係者)
その声が彼女にも届いたのだろう。橋本はSNSで《私めっちゃ元気だよぉおおお》などと不安を一掃。しかし5月23日、2度目の休演が発表された。
「直前のオフは市内観光を楽しんでいたようですが、やはり無理がたたったのでしょう。休演の知らせがあったのは開演15分前。橋本さん目当てだった観客は肩をがっくり落としていました。ただ、ファンからは橋本さんを見られないこともつらいが、休演の理由が明かされないことも不安だという声があがりました」(舞台関係者)
周囲の心配をよそに帰国後、橋本が顔を見せたのが、今秋放送開始のNHK連続テレビ小説『おむすび』の撮影現場だ。
「平成の初日に農家に生まれた“ギャル”が、栄養士を目指すというオリジナルストーリーで、橋本さんはヒロインの米田結を演じます。すでに3月にクランクイン済みで、念願の朝ドラ初出演となる佐野勇斗さんは、“福(岡)西(高)のヨン様”と呼ばれる高校球児役を演じるにあたり頭を坊主にして挑むなど、キャスト、スタッフが一丸となって作品作りをしています」(前出・テレビ局関係者)