今年1月に勃発した、東京・港区南麻布の高級寿司店「鮨よし田」の店主と、客として訪れた20代“ラウンジ嬢A子さん”のガチンコバトル。店内で起きたトラブルの様子をA子さんがX(旧Twitter)で写真とともに公開したところ、3.5億回を超えるインプレッション(閲覧数)を集めた。あれから半年──。
A子さんは現在、六本木のキャバクラ店『JUNGLE TOKYO』で「みお」さんとして勤務している。当時の心境やネット上に飛び交った噂の真相、その後の店主との関係などについて語ってもらった。【前後編の前編。後編を読む】
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──SNS炎上から半年近くが経ち、さすがにもう落ち着きましたか。
「今でもときどきXなどで厳しい言葉を受けることがありますが、おかげさまでアンチのような人はほとんどいなくなりました」
──炎上騒動の直後は、相当な叩かれ方をしました。ある意味、「時の人」でした。
「あのときは、先方のお寿司屋さんにも迷惑をかけてしまったので、とても反省しています。私への誹謗中傷もすごく、Xの通知も一生鳴り止まないんじゃないかってぐらい。なかには恐怖を感じる言葉までありました。お店を晒してしまったり、騒動を起こしたことはもちろん反省していますが、当事者でない人たちがなんでそこまで言うんだろうとも思いました」
──バッシングはしばらく続きましたが、実は早い段階でお店に謝罪し、大将とも和解したそうですね。
「炎上後すぐに謝罪をしようと寿司店に連絡したのですが、騒ぎが大きくなり過ぎたのか、お店に電話が繋がりませんでした。それでも早く謝らなきゃいけないと思い、お店が終わる頃に直接うかがいました。当日の態度や、その後にお店を晒してしまったことを謝り、大将にも許していただきました」
──謝罪に行くのは、怖くなかったですか。
「正直、怖かったです。でも、大将がすごく優しく迎え入れてくれて、ホッとしました。大将からは『あなたも誹謗中傷の被害者になってしまったけど、私もやはり被害者なんです』と言われ、本当にすみませんでしたと謝りました」