6月25日、東京都世田谷区の私立認可保育園で男児の髪を強く引っ張るなどの暴行を加えた疑いで、保育士の佐久間清来容疑者(26)が逮捕された。「イライラしてやった」と本人も容疑を認めているという。
「警視庁によると、佐久間容疑者は5月7日と9日の2回にわたって、担当するクラスの男の子の髪を後ろからつかみ、体がのけぞるほど引っ張ったり、顔を手で叩いたり、下半身を踏みつけるなどの暴行を加えたとされています。男の子から『髪を引っ張られた』と聞いた保護者が世田谷区に通報、警視庁が防犯カメラ映像の解析などを行い、容疑者を特定。その後、保護者が被害届を提出しました。
園内の防犯カメラには、暴行の様子が映っていたといいます。調べに対して、佐久間容疑者は『私がしたことです。イライラしていました』と容疑を認めています。警視庁は、普段から虐待行為がなされていなかったかも含めて、慎重に捜査を進めています」(全国紙の社会部記者)
仕事に対してストレスを抱えていたとみられる容疑者。保育士が園児に手を挙げるという、あってはならない事件だ。佐久間容疑者を知る人物は、「そんなことをする人には見えなかった」と驚きを示す。
「高校時代のあだ名は“せいしゃん”で、いつも明るくてニコニコしていて、いろんな人に好かれている陽キャでした。何か悩みでも抱えていたんでしょうか……そんなことをするなんて信じられません。たしかお姉さんも保育関係の仕事をされていたので、姉妹で仕事の相談などもしていたんじゃないかな」(佐久間容疑者を知る人物)