2024年上半期のグラビア界で大きな話題となったのが、5月16日に発売されたお笑いコンビ「にゃんこスター」のアンゴラ村長のデジタル写真集『151センチ、48キロ』(講談社)の異例の大ヒットだ。
『キングオブコント2017』で準優勝し、一気にブレイクしたにゃんこスター。しかし、昨今はメディア出演が減り、ライブを中心に活動中だ。アンゴラ村長とスーパー3助が交際していることも話題になったが、2020年に破局している。
そんななか突如としてグラビアに挑戦したアンゴラ村長。各電子書籍サービスの写真集部門で1位を獲得するほどのヒットに至った背景には、どういった事情があったのだろうか。
「キングオブコントで準優勝したときから、ネット上ではアンゴラ村長に対して“かわいい”といった声が多くあがっていました。当時からグラビアを熱望するファンも多く、それが今回ついに実現したという形でしょうね」(お笑い事務所関係者・以下同)
そもそも、女性芸人のグラビアには一定の需要があるという。
「本職のグラビアアイドルももちろん人気ですが、女性芸人のように普段は水着などにならないタレントのグラビアはものすごく需要が高い。特に人気が高いのは、身近にいそうな雰囲気の“リアリティー”がある女性芸人のグラビアですね。まるで彫刻のようなスタイルのグラビアアイドルもいいけど、親近感があるグラビアに魅力を感じるファンが多いということです。アンゴラ村長はまさにその魅力に溢れた逸材だったと言えるでしょうね」
アンゴラ村長は『集英社オンライン』のインタビューに対し、痩せてもおらず、太ってもいない自分の体型を写す写真集はどうかと、自身で提案したと明かしたうえで、〈「リアリティーがあっていい」という感想は本当に狙い通りというか、うれしいですね〉と話している。
「それなりに露出度が高い写真集ではあるものの、セクシーすぎないという点で、男性だけでなく女性にも受け入れられたのかもしれませんね」