吉川赳・衆議院議員(42)が、「18歳女子大生と4万円でパパ活飲酒」と報じた週刊ポストとNEWSポストセブンの記事で名誉を毀損されたとして、発行元である小学館に対し7500万円の損害賠償と謝罪広告を求めていた裁判。東京地裁は7月17日、原告である吉川議員の請求をいずれも棄却し、訴訟費用は原告の負担とする判決を言い渡した。
2022年6月に報じた記事では、当時18歳の有名私立大学に通う女子大生と食事デートをしたあとに、一緒に飲酒した上、高級ホテルでともに過ごしていたことや、女性が取材に対して「4万円のお小遣いをいただいた」と証言したことなどを伝えていた。
吉川議員は自民党を離党。2022年7月、ブログで〈女性から「大学一年生」や「18歳」という発言はありましたが、「そういう設定で働いているのだな」と理解〉しているとして、〈飲酒可能な年齢であると思いこんでいた〉などと反論していた。
週刊ポスト編集部は今回の判決を受けて「妥当な判決と考える」とコメントしている。