国内

悠仁さま、「論文」「学会」「英語力」…東京大学推薦枠の募集要項はほぼクリア 残るハードルは「共通テストで8割以上」

いまは受験勉強よりもトンボの研究に夢中だという(2023年8月、茨城県つくば市。写真/宮内庁提供)

いまは受験勉強よりもトンボの研究に夢中だという(2023年8月、茨城県つくば市。写真/宮内庁提供)

 夏真っ盛りの7月31日と8月1日、高校3年生の悠仁さまは岐阜県で開催される高校生による芸術文化活動の祭典「全国高等学校総合文化祭」に出席される。

「秋篠宮ご夫妻は悠仁さまに、同世代の活躍を間近で見てほしいとお考えのようです。ただ、高3の夏休みは『受験の天王山』と形容されることもある、受験生にとっては大事な時期。そこで地方公務に出かけられるということは、もう進路に王手をかけたという安心感がおありなのでしょう。

 なんといっても、7月12日に東京大学が今年度用の『学校推薦型選抜学生募集要項』を発表しましたからね。その内容を見て一安心されたのでしょう」(皇室記者)

 これまで悠仁さまの進学先については、筑波大学や東京農業大学、玉川大学などさまざまな候補が報じられてきた。

「なかでも本命は東大だといわれています。幼い頃からトンボがお好きな悠仁さまは、昆虫や植物などの自然環境について学ぶ『自然誌』に興味がおありです。東大なら農学部を志望されるでしょう」(前出・皇室記者)

 悠仁さまが臨まれるといわれているのが、前述の通り要項が公開されたばかりの、課外活動の実績などを基に合否を決める「学校推薦型選抜(旧推薦入試)」だ。

 具体的に選抜の詳細を見てみると、農学部の場合、求められる実績は「研究成果あるいは論文」「活動実績等の資料」「各種コンテスト参加者はその成績」「外国語の能力に関する検定試験等の記録」「その他特記すべき活動の記録」の5種類。それらのなかで1つ以上の項目を証明する実績や成果の記録を東大に提出しなければならないが、悠仁さまが慌てる必要はまったくない。

「悠仁さまはすでにこのうち4つの項目でバツグンの実績をお持ちです。論文については昨年公開された悠仁さまを筆頭執筆者とするトンボに関する研究論文があり、活動実績についても8月に開催される『国際昆虫学会議』のポスターセッションに悠仁さまの名前があります。

 語学力も、6月にルクセンブルク皇太子と通訳を介さずに食事をなさった英語力をお持ちですから、検定試験は難なくパスできるでしょう。また、皇族として行う視察や行事への参加は、まさに『特記すべき活動の記録』にほかなりません」(皇室関係者)

 東大が提示する募集要項の8割をクリアしているというわけだ。

「それらの実績は、ほかの高校生と比べても抜きん出ていると言えます。残るハードルは『共通テストで8割以上の得点を獲得すること』です。東大の場合は推薦であっても、最低限のペーパーテストの得点も求められる。ただ、ここさえ乗り切れば、悠仁さまが不合格になる理由は見つかりません。合格はほぼ確実と言えるのではないでしょうか」(教育関係者)

 学校推薦型選抜の農学部の合格枠は10名程度。12月頭の書類選考に合格すると同月中旬に面接があり、来年1月には共通テストが待ち受ける。夏休みのご公務は、それらを突破する自信の表れなのだろう。

※女性セブン2024年8月1日号

関連記事

トピックス

同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
入場するとすぐに大屋根リングが(時事通信フォト)
興味がない自分が「万博に行ってきた!」という話にどう反応するか
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
初めて沖縄を訪問される愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)
【愛子さま、6月に初めての沖縄訪問】両陛下と宿泊を伴う公務での地方訪問は初 上皇ご夫妻が大事にされた“沖縄へ寄り添う姿勢”を令和に継承 
女性セブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
“極度の肥満”であるマイケル・タンジ死刑囚のが執行された(米フロリダ州矯正局HPより)
《肥満を理由に死刑執行停止を要求》「骨付き豚肉、ベーコン、アイス…」ついに執行されたマイケル・タンジ死刑囚の“最期の晩餐”と“今際のことば”【米国で進む執行】
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン