「色々ありお互いの道を選択してもう二十数年。(略)貴方は女性達の指針であり目標。家族のために!ファンの方々のためにも絶対に負けないで!闘いは苦しいけど!必ず勝ちます!頑張って」(原文ママ)──先日、病を公表した有名モデルでかつてのパートナーに自身のSNSからエールを送った羽賀研二さん(62)。1980年代にバラエティ番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)の3人組番組アシスタント「いいとも青年隊」の初代メンバーとして人気を誇った。ところが2007年、詐欺罪・恐喝未遂罪などで逮捕され、2度収監されることになった。
その羽賀さんが、このところABEMAの配信番組『愛のハイエナ2』で41歳年下の女子大生とカップリングが成立し、改めて注目されている。羽賀さん、出所後はどこでどうしていたのか。沖縄・北谷にある“美浜アメリカンビレッジ”のカフェで話を聞いた。【前後編の前編】
「ここは僕の行きつけのカフェ。従業員もみんな顔見知りで、僕の仲間(友人)が自然と集う店です。自宅もここから車で5分くらいのところにあります。僕が生まれ育ったコザ市(現・沖縄市)胡屋(ゴヤ)からも車で10分。学生時代にはよく自転車で来て海で釣りなどを楽しんでいた、馴染みの場所なんです」
羽賀さん、とてもリラックスした様子だ。よく日焼けして、白い顎ひげがオシャレだ。2021年9月に2度目の出所を果たした後、沖縄を拠点にしているんですか?
「2011年に保釈されたときに、家族4人で東京から北谷に引っ越してきました。こっちには僕の高齢の母親や親戚、友人がいますし、すべて終わるまでは芸能活動もできないと思いましたから。入っていたのも沖縄刑務所で、出てからもずっとこっちにいます。すぐに芸能活動で忙しくなるわけではありませんから。それに見てください、この青い海! 最高でしょ? 今の僕にここを離れる理由はありませんよ」
取材中にも羽賀さんの友人が何人も通りかかり、声を掛け合う。生まれ育った沖縄は、居心地が良いようだ。