「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」
8月15日、天皇皇后両陛下は全国戦没者追悼式に出席された。陛下は冒頭のように述べられ、“反戦の誓い”を新たにされた。沖縄慰霊の日、広島原爆の日、長崎原爆の日に続く、皇室が大切にする「忘れてはならない4つの日」のひとつ、終戦の日。両陛下は姿勢を正され、慰霊碑に鎮魂の眼差しを向けられた。
今年で終戦から79年。両陛下はこれからも、人々の平和と幸せを願い続けられる。
※女性セブン2024年9月5日号