ライフ

水分補給をするとともに、体内のイオンバランスを整える「熱中対策水」 現代人が不足しがちなマグネシウムを配合

水分・塩分をバランスよく補給できる「熱中対策水」

水分・塩分をバランスよく補給できる「熱中対策水」

 製塩技術をベースに化成品や食品などを製造・販売する「赤穂化成」。今回は水分・塩分をバランスよく補給できる「熱中対策水」を紹介する。

 そもそも、汗をかいた際、水分補給だけでは不充分といわれるのはなぜなのか。

「大量の汗をかくと、水分とともに体に必要な塩分も失われます。水を飲むと喉の渇きはおさまりますが、体内のナトリウム濃度は低下したまま。すると、水分と塩分のバランスが崩れ、体温の調節ができなくなり、体調不良を引き起こす可能性があるのです」(同社マーケティング部の廣瀬匡さん・以下同)

 本商品の塩分濃度は、厚生労働省・環境省がすすめる0.1〜0.2%内の0.16%。また、「ナトリウム33・塩素33・カリウム10・カルシウム1」という汗の成分に似た比率(カルシウムを1とした指標)で構成されているため、体内のイオンバランスを整えてくれる。

 使用しているのは、太陽と風の力という自然の力によって、2年の歳月をかけて作られたオーストラリアの塩田産天日塩と、にがりを原料とした「赤穂の天塩」だ。

「赤穂の天塩」の成分が生かされている

「赤穂の天塩」の成分が生かされている

「江戸時代から続く、にがりを含ませる『差塩製法』という伝統的な方法で作った塩です。加えて、カルシウムは高知県室戸沖の海洋深層水から採取しています」

 海洋深層水とは、太陽の光が届かない水深200m以深の層にある海水を指す。水温が低く、清浄性や富栄養性に優れているのが特徴。ちなみに室戸沖の水温は約9℃だ。

 さらに、マグネシウムを120mg配合した。この量は、同社が18〜59才の男女を対象に行った調査で判明した1日あたりの不足分を補っている。

「マグネシウムには、血管を拡張させて血圧を下げたり、体温調節を行う働きがあります。細胞内外でナトリウムやカリウムなどのバランスも調整します。現代人に不足しがちな栄養素であるうえ、尿や汗で排出されやすいため、大量の汗をかく夏場に欠かせないのがマグネシウムなのです」

 本商品は、室温が50℃に達することもある製鉄工場などでも重用されているという。今夏は、500mlの水に1袋を溶かして、レモン・メロン・パイン・ぶどう・ライチの5つの味を楽しめる「熱中対策水パウダーアソート」も発売した。

 各地で35℃以上の猛暑日が多発しているいま、より適切な方法で水分補給をして乗り切りたい。

アセロラ:スッキリとした甘さでカロリーゼロ

アセロラ:スッキリとした甘さでカロリーゼロ

レモン:脂肪燃焼を助ける「L-カルニチン」を配合

レモン:脂肪燃焼を助ける「L-カルニチン」を配合

日向夏:疲労回復をサポートする「オルニチン」配合

日向夏:疲労回復をサポートする「オルニチン」配合

【商品DATA】
『熱中対策水』/赤穂化成/173円
容量/500ml
アセロラ:スッキリとした甘さでカロリーゼロ
レモン:脂肪燃焼を助ける「L-カルニチン」を配合
日向夏:疲労回復をサポートする「オルニチン」配合

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2024年9月5日号

関連記事

トピックス

山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
「衆参W(ダブル)選挙」後の政局を予測(石破茂・首相/時事通信フォト)
【政界再編シミュレーション】今夏衆参ダブル選挙なら「自公参院過半数割れ、衆院は190~200議席」 石破首相は退陣で、自民は「連立相手を選ぶための総裁選」へ
週刊ポスト
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン