芸能

事務所退社の伊藤健太郎、小栗旬が社長を務める大手事務所で再出発へ 約2億円の違約金はコツコツ返済、大河ドラマにも出演で再評価の兆し

伊藤健太郎が小栗旬の事務所へ移籍する

事務所移籍が明らかになった伊藤(右)と彼が憧れる小栗(左)

「契約満了に伴って所属事務所を退社することが報じられた伊藤健太郎さん(27才)ですが、すでに次の所属先が内定したようです。10月にも小栗旬さん(41才)が社長を務める大手事務所トライストーンに籍を置き、初心に戻って再出発する方向で話が進んでいます」(芸能関係者)

 役者人生が一変したあの事故から4年。謹慎生活を経て2021年に芸能活動を再開した伊藤が、新たな一歩を踏み出そうとしている。

「6月頃に前事務所に退社の意向を申し出て、3か月近く話し合いを重ねてきたそうです。伊藤さんにとって、映画『ミュージアム』やドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)で共演した小栗さんは憧れの存在。かねて小栗さんの下で活動することを望んでいたといいます」(前出・芸能関係者)

 伊藤は2015年に映画『俺物語!!』で本格デビュー。2017年の映画『デメキン』で初主演を果たし、2019年のNHK連続テレビ小説『スカーレット』ではヒロインの息子役を演じて好評を博した。順風満帆だった芸能活動が暗転したのは2020年10月。車の運転中にバイクに衝突し、相手にけがを負わせた上に現場を離れたとして、ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのだ。

「被害者と示談が成立し、不起訴となったため法律上の罪に問われることはありませんでした。それでも世間の風当たりは強く、一時は俳優をやめることも考えたといいます。自宅に引きこもる彼を見捨てず、支え続けてくれた前事務所には感謝してもしきれないと話しているそうです」(伊藤の知人) 

 ピーク時に8億円近くまで膨れ上がった違約金は、不起訴になったことで4分の1程度に減額されたが、前事務所は2億円近くを立て替えているという。

「少しずつ返済してきましたが、完済するためにはいま以上に活躍しなくてはならない。そのためにも再出発が不可欠で、本人はますます仕事への意欲に燃えているそうです」(前出・芸能関係者)

 昨年12月に公開された映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演することが決まるなど、再評価の兆しも見えつつある。伊藤にとって小栗との再出発は天から降りてきた“蜘蛛の糸”。新天地でのチャンスをしっかり掴んでほしいと周囲も期待しているという。

※女性セブン2024年9月26日・10月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

吉本新喜劇の顔として活躍する島田珠代さん(撮影/井上たろう)
【吉本新喜劇の顔】島田珠代(54)が明かす「パンティーテックス」誕生秘話 「私のギャグは下品とは思っていない」「少女漫画のヒロインのように」の思い
NEWSポストセブン
登録者数80万人を超えるYouTubeチャンネル「みつともチャンネル」を運営する妻の幸巴さんと夫の光雄さん
《YouTuber年の差夫婦「みつともチャンネル」》“推し”の高校生アイドルとバツイチ男性が交際・結婚…妊娠した妻が振り返る「出会い」
NEWSポストセブン
NHK・東京アナウンス室の中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《裸に見える服》NHK中川安奈アナ、インスタ再開で見えた「フリーへの布石」突如出現したピンクのハートマーク
NEWSポストセブン
2
《2010年NHK紅白で『トイレの神様』熱唱の植村花菜》フルで9分52秒の名曲が7分50秒に縮小された理由「すべて歌えないのなら出場できなくても」
NEWSポストセブン
1986年 紅白歌合戦に急遽代打で出演した際の記者会見(時事通信フォト)
《布川敏和が語った還暦で『シブがき隊』再結成》解隊から36年「決定権はもっくんが握っている」「やっくんは同じ思い」の熱烈ラブコール
NEWSポストセブン
(写真提供/宮内庁)
〈伝統破りの経緯を宮内庁は説明せよ!〉とSNSで批判 秋篠宮一家が「半蔵門」を使用することは“不当行為”なのか 宮内庁は“問題ナシ”と回答
NEWSポストセブン
3人組「シブがき隊」もそのひと組。1988年に解散(解隊)後、俳優、タレントとして活動する布川敏和さん
《中森明菜が六本木のディスコで意外なおねだり》「元シブがき隊」布川敏和が告白「18歳で初めて助手席に乗せたのは小泉今日子ちゃん」、“花の82年組”の意外な距離感
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【人生最後の取材】中山美穂さんが見せた孤独感…子育てのためにパリで引退決意も慰留「当初は会えていた」「離れていった母と子の心」創業事務所社長が明かす数々の恋愛と結婚生活
NEWSポストセブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平は「終わっていない」と言及》水原一平被告が迎える「一変したバースデー」“病気”で量刑言い渡しが延期中、真美子さんと交流あった妻は「絶対的味方」として付き添い
NEWSポストセブン
第1子妊娠を報告した大谷翔平と真美子夫人(時事通信フォト)
《真美子さんの前に『お〜いお茶』が…》大谷翔平が公開したエコー写真の米国事情、夫婦がシーズン中に見せていた“異変”「超速帰宅」「違う飲み物を口にして」
NEWSポストセブン
六代目山口組の餅つきに密着した
《六代目山口組の恒例行事・餅つき》「来いって言ってんだろ!アホんだら!」山口組“八代目”候補が声を荒らげた…「緊迫の一瞬」 PCR検査必須の厳戒態勢
NEWSポストセブン
自宅で亡くなった中山美穂さん
《『もう辞めたい』『私にはできない』中山美穂が泣いた日》14歳から39年見続けた“芸能界の父”が明かした素顔、「棺で眠る美穂はきれいでした」最期の別れ
NEWSポストセブン