秋篠宮妃紀子さまが、9月11日に58才の誕生日を迎えられた。宮内庁担当記者からの質問に回答する形で出された「誕生日文書」には、長らく続く秋篠宮家への批判的な声に思い悩まれる様子が浮かんでいた。
「ネット上などで秋篠宮家へのバッシングともとれる情報による批判が続いている状況をどう受け止めているか」という質問に対して、《私たち家族がこうした状況に直面したときには、心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります》と、率直な気持ちを明かされた。
「皇族がご心痛をここまで直接的に明かすのは異例のことです。紀子さまは昨年末以降の胃腸の不調もありますし、心身共に疲弊されているのが如実に伝わってきました」(皇室記者)
だが、眞子さんと小室圭さんの結婚以降吹いている逆風は、昨今の悠仁さまの「ご進学」をめぐってより強まっているのは明白だ。
そんなご体調の波を抱えながらも、公務を担われている紀子さま。9月14・15日には、1泊2日の日程で石川県をご訪問。能登半島地震の被災状況についての説明を受けられたほか、震災の影響で延期になっていた健康診断の様子をご覧になったり、被災者のために栄養価を考えた弁当を作っていた地元の飲食店経営者らと懇談されたりした。
「お誕生日文書が公表された直後だったのでご体調を心配する声もありましたが、検診車から椅子を降ろしたりして設営を手伝われるなど、紀子さまは現地で精力的に活動されていました」(別の皇室記者)
日頃、「見られる立場」である紀子さまは、人前では“スイッチ”が入るのだろう。だが、石川県からの帰路では、普段は見せられないシーンもあった。紀子さまが新幹線で帰京されたのは9月15日の夜11時過ぎ。東京駅で居合わせた一般人が明かす。