タレントの羽賀研二(本名・當眞美喜男)容疑者(63)が9月25日、強制執行妨害容疑などで逮捕されたことがわかった。愛知県警が25日、沖縄県内で羽賀容疑者を逮捕し、同日中に愛知県警中署に移送している。全国紙社会部記者が語る。
「逮捕されたのは羽賀容疑者を含め、元妻の當眞麻由容疑者(47)、山口組系弘道会傘下の暴力団組長・松山猛容疑者(69)ら7人です。容疑者らは去年6月、共謀して、羽賀容疑者が所有する建物や土地について、羽賀容疑者が代表を務める会社に所有権が移ったと虚偽の登記をし、強制執行を妨害するなどした疑いが持たれている。不動産の差し押さえから免れるために、登記にウソの記載をしたということです」
羽賀容疑者は2007年、未公開株を元値を隠して売り付け、債務を逃れようとした容疑で、ボクシング元世界王者・渡辺二郎容疑者らと逮捕され、詐欺・恐喝未遂の罪で起訴。さらに2019年には、偽装離婚による財産隠しにあたると判断され、元妻とともに強制執行妨害罪で起訴されている。それぞれ6年・1年2か月の懲役の実刑判決を受け服役したが、2021年の出所後、本人は仕事に前向きだったという。羽賀容疑者の知人が語る。
「羽賀さんは、知人には『2度目の服役は不本意だった。本当は無実なんだ』と口にしてました。服役中も“お前は俳優じゃなくてヤクザだろ”とからかわれるのが嫌だったと。暴力団との関係ももう清算したと口にしていただけに、今回の3度目の逮捕には驚いています。