国内

「週刊ポスト」本日発売! 中国の「反日無罪」許すまじ!ほか

 9月30日発売の「週刊ポスト」は、各界の「がっぷり四つ」を徹底的に掘り下げる秋のスクープ号です。政界は石破vs野田の国会での最初の決戦が迫るが、自民党が抱える裏金と旧統一教会汚染はなんらケジメがついていない。告発してきた上脇教授と鈴木エイト氏が本誌上で追撃の狼煙を上げる。大相撲に現れたスーパースター、大の里には平成の大横綱・貴乃花が厳しい注文をつけた。大谷翔平はポストシーズンへ準備万端だ。そして、新政権は「反日無罪」を堂々と突き通す中国にどう対峙するのか。日本や日本人に蛮行を繰り返す輩を英雄視する中国ネット社会では、早くも「次の“決行日”は12月13日だ」と不気味な扇動が始まっていた――。

今週の見どころ読みどころ

◆江沢民が産んで習近平が育てた「反日無罪」という中国の深い病理
日本人学校の児童が刺殺されるという痛ましい事件にも、中国政府は「どの国でも起きること」と開き直り、秘密裁判で闇から闇に葬ろうとしている。まるで中国は、「これからサカナを買ってやるからガタガタ言うな」と脅しているかのようだが、日本政府はまともな抗議さえできず、なんと日本国民の税金で警備強化を検討するのだという。こんな歪な隣人関係が明るい未来につながるはずはない。社会学者の橋爪大三郎氏、ジャーナリストの峯村健司氏、西谷格氏ら中国問題のスペシャリストたちが現地取材を含めて詳報する。

◆貴乃花が激白「大の里へ贈る我が横綱論――綱を張って勝ち続ける怖さを知る時がくる」
優勝22回を誇る平成の大横綱が角界のホープへの熱い思いを語った。自らは中学卒業後に鬼稽古で知られた父の部屋に入門して鍛え上げた貴乃花氏は、大の里はじめ学生相撲出身者が中心となっている今の土俵に明らかな変化を感じ取っていた。新入幕優勝を果たした尊富士、横綱を目指す最右翼にいる大関・琴桜、そして秋場所中に引退を決めた愛弟子・貴景勝らにも元横綱だからこその視点で鋭い分析を加えた。

◆<カラーグラフ>10・2開幕! 大谷翔平「初のポストシーズン」で激突する怪物たち
数々の記録を達成した今シーズンの大谷だが、実は不名誉な記録もある。ポストシーズンに出場したことのないメジャーリーガーのなかで、レギュラーシーズンの出場試合数が史上最も多いのが大谷なのである。それだけに本人の意気込みは相当なものだろう。熾烈なトーナメントの展望、アーロン・ジャッジほかスーパースター列伝、そして日本人投手たちの分析など、カラーグラビアでポストシーズンの見どころを余すところなく解説する。

◆逃げ切り狙いの解散前にキッチリ公開する「裏金&旧統一教会」戦犯議員リスト
神戸学院大学の上脇博之・教授は、自民党を激震させた裏金問題を自ら調べ上げて告発した立役者だ。ジャーナリストの鈴木エイト氏は、大新聞やテレビが見て見ぬふりをしていた時代から、自民党議員と旧統一教会のズブズブの関係を追及し続けてきた。2人は新政権の「早期解散論」に待ったをかける。どさくさに紛れた解散で“みそぎ”とされてはたまらない。改めて両問題の責を負うべき議員36人の名を挙げ、彼らが何をしたのか、なぜ有権者の鉄槌が必要なのかを追及する。

◆ウッチャン・内村光良が「静かな革命」から「コント王」に昇りつめた全軌跡
伝説的なコント番組「内村プロデュース」が特番で復活し、座長を務めるNHKの「LIFE」も絶好調。内村はいまや「コント王」の名をほしいままにするお笑い界の重鎮だ。しかし、自ら「オーラを消すのが得意」というくらいで、かつてのビッグ3や、ウッチャンナンチャンと並び称されたダウンタウンと比べても大物感は出さない。その原点と軌跡はどこにあるのか。ノンフィクションライターの中村計氏が迫る。お笑い好きでもあまり知らないかもしれないが、実は「ショートコント」を発明したのも内村、自動ドアの開閉を「ウィーン」という擬音で表現したのも内村なのだった。渡辺正行、ピンクの電話、笑組ら芸人仲間も貴重な証言を寄せた。

◆斎藤・兵庫県知事が自薦で乗り込んだ「イケメン東大生オーディション」
兵庫県の斎藤元彦・知事は、失職しても改めて知事選に出馬するのだという。空気が読めないというか、自信過剰と言うべきか、県民もさぞウンザリしていることだろう。自分をエリートだと思っていることは間違いなさそうな斎藤氏だが、東大時代には「才色兼備」を自任していたらしいことがわかった。なんと、テレビの「イケメン東大生オーディション」に自ら応募し、たばこをふかす決めポーズまで披露していたという。

◆大ヒット『極悪女王』で剛力彩芽が披露した「超絶高いドロップキック」
Netflixで配信されている「極悪女王」が大ヒットしている。1980年代にブームを起こした女子プロレスを描いた作品だが、ファンをうならせているのがこだわり抜いたプロレスシーン。ゆりやんレトリィバァ、唐田えりから俳優がレスラーを演じているのだが、まるで本物のリングのような美しいアクションの連続。なかでもクラッシュギャルズのライオネス飛鳥を演じた剛力彩芽の熱演には絶賛の嵐が吹き荒れている。そこに至る猛特訓や作品の魅力をお伝えする。

◆<総力特集>専門家だけが知っている「安全に削れる医療費」こんなにあった!
10月には薬価が上がり、政府は医療費「3割負担」の拡大も目論んでいる。ならば庶民には対策あるのみ。無駄な医療や投薬を報じてきた本誌は、改めて専門家に総力取材し、削ってもいい医療費、同じ内容なのに価格差がある薬などを徹底的に調べ上げた。生活習慣病薬から手術、先進医療まで、知っていれば減らせる負担が実に多いことが浮き彫りになった。

◆「もしトラ」でも「もしハリ」でも上昇が期待できる「魔法の日本株」16銘柄
日本の政界は与野党で役者がそろったが、忘れてはいけないのがアメリカ大統領選挙だ。いよいよ残り1か月となり、相変わらず大接戦で見通しは五分五分だ。市場も神経質な動きが続いているが、実は、トランプ当選でもハリス当選でも上昇が期待できるという都合の良い銘柄が実はあるのだ。人気アナリストが:厳選した16銘柄を紹介する。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

次に目指すは世界一の栄冠だ!(写真/AFLO)
大谷翔平「ワールドシリーズ制覇」への道 難敵は投手王国フィリーズと同地区パドレス、アストロズ菊池との“花巻東対決”で世界一が決まる可能性も
週刊ポスト
“偽装辞任”と断じられたNHKの人事
《“偽装辞任”理事のメール入手》NHK「ラジオ中国人不適切放送」で辞めて1週間で再雇用…職場の人間も驚いたメッセージの全容 肩書はエグゼクティブ・プロデューサー
NEWSポストセブン
ハンカチを片手に歩く、ちあきなおみ
【貫いた夫への愛】ちあきなおみ、亡夫の33回忌に墓前で頬を伝った涙 サブスク解禁で『喝采』1位に「よかった!」と歓喜、活動再開の可能性はあるのか 
女性セブン
パリ五輪柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実(時事通信フォト)
《海で腹筋バキバキのビキニ姿が大反響》パリ五輪金メダルの角田夏実にグラビアオファー「柔道着脱いだギャップ」の実現性
NEWSポストセブン
あまりにも痛ましい事件だった(深センの現場/写真=共同通信社)
橋爪大三郎氏が指摘 深セン市・日本人児童殺害事件の下地には中国の「反日教育」「行き過ぎたナショナリズム」の存在
週刊ポスト
反トランプを掲げる女優“エムラタ”が過激衣装で注目を集める(本人のinstagramより)
《極小ビキニで路上へ》「男へのアピールだ」過激衣装で賛否両論の女優エミリー・ラタコウスキーが「フェミニスト」を自称する理由 “反トランプ思想”もファッションで表現、ブランドからは高い注目
NEWSポストセブン
大谷翔平
【大谷翔平“グラウンド外での伝説”】羽生結弦とはLINE友達、パリピ体質で嫌いなタイプは“テンションが低いやつ”、「17番のロッカー」に直筆サインで一騒動 
女性セブン
3度目の逮捕となった羽賀研二
《芸能人とヤクザの黒い交際》「沖縄のドン」から追放された羽賀研二容疑者と弘道会幹部の20年の蜜月 「幹部から4億円を借りていた」
NEWSポストセブン
寄木細工のイヤリングと髪留めが「佳子さま売れ」に(時事通信フォト)
佳子さまのイヤリングが「おしゃれ!」でまたも注文殺到 訪問先の特産品着用され想起される美智子さまの心配り
NEWSポストセブン
ホームランを放ち50-50を達成した大谷翔平(写真/AP/AFLO)
大谷翔平の“胃袋伝説”「高校時代のノルマは“ご飯どんぶり13杯”」「ラーメン店でラーメン食べず」「WBCでは“ゆでたまご16個”」 
女性セブン
石破茂氏の美人妻(撮影/浅野剛)
《新総裁》石破茂氏が一目惚れした美人妻が語っていた「夫婦のなれ初め」最初のプロポーズは断った
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中国の「反日無罪」許すまじ!ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中国の「反日無罪」許すまじ!ほか
NEWSポストセブン