9月29日、中華人民共和国成立75周年を記念して、日本で開催された第7回「忘れられない中国滞在エピソード」コンクールで、元卓球選手で五輪メダリストの福原愛(35才)が特別賞を受賞した。
「中国に関する書物を手掛ける出版社『日本僑報社』が主催し、駐日中国大使館が後援のコンクールで、中国に行ったことがある日本人がその際のエピソードを綴ったエッセイが公募されました。福原さんは『日中の橋渡し役になれれば』というタイトルで、卓球を通して見つけた日本と中国の違いや両国の深い関係について書いたといいます」(中国事情に詳しいジャーナリスト)
卓球を通じて中国と縁が深く、流暢な中国語を操る彼女の中国への思いは人一倍。受賞も納得だが、関係者が驚くのはその時期だ。
「エッセイの応募締め切りは今年5月。福原さんは3月に“あの大問題”が片付いたばかりですから、すぐに気持ちを切り替えて執筆したのでしょう」(前出・ジャーナリスト)
お騒がせの連続だった近年の福原。2021年の不倫報道の末、日本に連れ帰った長男の親権を巡り元夫・元卓球台湾代表の江宏傑(35才)と裁判に。今年3月、ようやく両者が和解となり、長男は台湾に住む江が引き取り、お互い協力して育てていくことになった。
「以降、福原さんは活動スタイルを一変。中国のSNSを舞台にライブ配信で商品を販売したり、最近ではTikTokを開設し、1週間のコーディネートを披露するなどファッション系の投稿に余念がない。
彼女のファンは、かわいらしい彼女の投稿を楽しみにしている一方で、卓球について語ることが少なくなったことに寂しさを覚える人も。パリ五輪では自身のSNSで日本と中国の卓球戦術について分析していたものの、テレビなどには登場しなかったですからね」(前出・ジャーナリスト)
一方、元夫の江もすっかり過去とは決別した様子。実は今夏、江との再婚を匂わせる女性が登場した。
「お相手は、江さんより3つ年上の台湾人女優・米可白さん(38才)。子供番組の“歌のお姉さん”としてデビュー後、ドラマに出演するようになった実力派で、台湾のドラマに引っ張りだこです。プライベートでは2014年に年商2億台湾ドル(約9億円)を誇るイベント会社社長と結婚したものの、2019年に離婚しました」(台湾在住ライター)
ふたりが急接近したのはテレビ番組内でのこと。
「江さんと米さんが出演したトーク番組で『自由に結婚相手を選べるなら』というテーマで、お互いを指名して再婚に言及したんです。米さんは“とてもいい結婚相手になると思う。もう二度と離婚しないわ”とまで踏み込みました。過去に彼女は『いまの彼は“元卓球選手”』と公言していたこともあり、台湾メディアは“ついにふたりが認めた”と沸き立ちました。ただし、冗談ぽい口調だったことや続報がないことから、本当にふたりが交際しているのかはっきりはしていません」(前出・台湾在住ライター)
それぞれの人生を歩み始めた福原と江。日本の卓球関係者が明かす。
「福原さんはファッションの仕事に邁進するのかと思いきや、エッセイの受賞でまだまだ卓球への思いが強いことを感じさせました。今後も日中の橋渡し役になるような卓球の仕事をしてほしい」
彼女の活躍を待つ人がいる。
※女性セブン2024年10月17日号