今年9月下旬にNEWSポストセブンが報じた、バレーボール女子日本代表・眞鍋政義監督(61)の不倫・情報漏洩に関する問題。当時、眞鍋氏は直撃取材に「全くない、記憶にない」とし、日本バレーボール協会(JVA)は「事実関係を把握していません」と明確な回答を避けたが、問題発覚から1週間以上が経った今も、協会は沈黙を続けている。取材を進めると、同協会の長である川合俊一会長と眞鍋氏の“蜜月”な関係が浮かび上がってきた──。【前後編の前編】
まずは、眞鍋氏の不倫・情報漏洩疑惑について振り返ろう。40代女性・A子さんの友人であるBさんは、眞鍋氏が代表監督に復帰した2021年以降、眞鍋氏とA子さんが不倫関係にあったことを証言している。
「家族がいたA子は眞鍋さんと不倫関係になった数か月後、眞鍋さんの『面倒を見る、信じてほしい』という言葉を信じて離婚し、交際を続けていました。
しかし2023年の秋ごろ、眞鍋さんの女性関係についてA子が疑いの目を向けると、眞鍋さんから連絡が返ってこなくなり、急に知人づてに『解決金について』という一枚の紙が渡された。
ショックを受けたA子はその後、不安症を発症してしまった。交際当時からA子から相談を受けていたので、オリンピック前に協会の通報窓口に一連の情報を伝えましたが、窓口から返信が来たのはオリンピックの終了後でした」(Bさん)
兵庫県に住む2人は基本的に県内で逢瀬を重ねていたが、眞鍋氏は女子代表チームの合宿期間中、遠征先である東京や鹿児島にA子さんを呼び寄せ、2人でホテルに宿泊することもあった。問題となっているのは、眞鍋氏がA子さんに代表チーム内の情報を漏洩していた件だ。NEWSポストセブンは、眞鍋氏がA子さんに渡していた代表チームの予定表を入手している。