NHK出身のアナウンサーが、民放で引っ張りだことなっている。その人気の理由について、コラムニストで放送作家の山田美保子さんが綴る。
当て逃げ犯に遭遇し容疑者を追いかける“ニュースな女”
有働由美子サン(55才)がMCを務める『有働Times』(テレビ朝日系)が10月6日、スタートしました。
《究極のエンターテインメントを目指す、まったく新しい創造的なニュース・情報番組》ということで、本来は「もてなす」や「歓待する」なる意味を持つエンターテインメントというワードが盛り込まれたのです。
“もてなす”といえば、5年ぶりに同局が開催した各番組プロデューサーと記者らの懇親会のメニューにも、お品書きに「関西育ちの有働由美子さんにちなんで」と記された「冷製関西風うどん 各種薬味」が入り口にいちばん近い場所に並んでいて大人気でした。
有働サンが2018年10月から2024年3月28日までMCを務めていらした『news zero』(日本テレビ系)を卒業されて半年。2020年7月からスタートし、番組内での発言がほぼ毎回ネットニュースにあがるラジオ『うどうのらじお』(ニッポン放送)や『〜zero』の卒業と同時に用意された音楽番組『with MUSIC』(日本テレビ系)などはあったものの、やはり有働サンには生放送の報道番組がお似合い。
実は私、有働サンにとって民放初出演となった2018年の『開局65年記念番組 日本テレビ+ルーヴル美術館「その顔が見たい!」』で間接的に共演しています。