スポーツ

浅田真央、多くのCMにも出演した愛犬エアロの「遺毛」を使って指輪を作成 ペットの亡きがらを肌身離さずに持つ人が増加中

「天国でも一緒」愛犬エアロの遺毛を指に(時事通信フォト)

「天国でも一緒」愛犬エアロの遺毛を指に(時事通信フォト)

 去る7月、19才6か月でこの世を去った、浅田真央(34才)の愛犬・エアロ。浅田は10月5日、自身のインスタグラムを更新し、「エアロの毛が入った指輪」というコメントとともに、ブラウンの円形モチーフが印象的な3つの指輪の写真を投稿した。

「浅田さんはエアロの遺毛をリングに仕立て上げたそうです。これをつけていればいつでもエアロと一緒にいられますからね」(芸能関係者)

 エアロは、茶色い毛につぶらな瞳が愛らしいトイプードル。浅田と一緒に「Aero」というチョコレート菓子やマットレスのCMに出演したり、ティッシュボックスの「鼻セレブ」のパッケージを飾ったこともある有名犬だ。

 そんなエアロが浅田の元にやってきたのは2005年のこと。浅田にとって「いちばんの宝物」で、試合や仕事で家を空けると「早くエアロに会いたい」と周囲にこぼしたことも。かつてエアロは浅田にメダルをもたらしてもいる。

「2007年に出場したグランプリファイナルで、ショートプログラム6位と出遅れてしまった浅田さんは、演技後、エアロが双子の赤ちゃんを出産したことを聞くと、『エアロが頑張ったんだから自分も!』と奮起。フリーで怒濤の追い上げをみせ、逆転で銀メダルを獲得しました」(スポーツ紙記者)

 人生の半分以上をともに過ごしてきただけに、喪失感もひとしお。リングにしてずっとそばにいることを選んだのだろう。

 浅田のように、ペットの亡きがらの一部を肌身離さずに持つ人は増えているという。「ペットセレモニー ノアの杜 ふくい」の、動物葬祭ディレクター・岩根直也さんが語る。

「ペットの毛は、高温・多湿を避けて保管すれば劣化しにくいので、アクセサリーにしても問題はありません。浅田さんのように、遺毛を樹脂で固めると外気に触れないので保管に関してはより効果的です。円形などに成型したモチーフを使うリングやネックレス、筆などを取り扱う店も人気だといいます」

 もう片時も離れることはない。

遺毛リング制作の費用は1万円台から(浅田のインスタグラムのストーリーより)

遺毛リング制作の費用は1万円台から(浅田のインスタグラムのストーリーより)

かつて様々なメディアに出演したエアロ(時事通信フォト)

かつて様々なメディアに出演したエアロ(時事通信フォト)

※女性セブン2024年10月24・31日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

タイと国境を接し、特殊詐欺の拠点があるとされるカンボジア北西部ポイペト。カンボジア、ミャンマー、タイ国境地帯に特殊詐欺の拠点が複数、あるとみられている(時事通信フォト)
《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者「関東連合元メンバー」が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態「詐欺Gのスタッフ向けの弁当販売で経営…」の証言
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
まさか自分が特殊詐欺電話に騙されることになるとは(イメージ)
《劇場型の特殊詐欺で深刻な風評被害》実在の団体名を騙り「逮捕を50万円で救済」する手口 団体は「勝手に詐欺に名前を使われて」解散に追い込まれる
NEWSポストセブン
戸郷翔征の不調の原因は?(時事通信フォト)
巨人・戸郷翔征がまさかの二軍落ち、大乱調の原因はどこにあるのか?「大瀬良式カットボール習得」「投球テンポの変化」の影響を指摘する声も
週刊ポスト
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
沢尻エリカ、安達祐実、鈴木保奈美、そして広末涼子…いろいろなことがあっても、なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン