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「週刊ポスト」本日発売! 永田町大激震!石破退陣か政界大再編か ほか

 10月28日発売の「週刊ポスト」は、注目の大事件と話題の人に迫るスペシャル合併号。政界では自民党惨敗によって激震が走っている。党内では「高市新党」どころか、政界3分裂や大連立の情報まで飛び交っている。末期がんと闘う森永卓郎氏の新連載、作家・筒井康隆氏が初告白する「妻と二人で老人ホーム」の決断、世界の目が注がれる大谷翔平vsジャッジの頂上決戦を詳報するほか、前号で大反響を起こしたPFAS(ピーファス)汚染では、いよいよ「水道水危険MAP」を公開する。

今週の見どころ読みどころ

◆総選挙惨敗の石破自民が目論む「中道保守大連立」で政界3分割時代へ!?
長く政界を支配してきた自公連立への国民の審判は厳しかった。自民党内では早くも石破降ろしの嵐が吹き始め、「無役だから言いたいことを言い散らかす」と豪語している高市早苗氏を推すグループの鼻息は荒い。しかし、高市氏はしょせん麻生太郎氏、旧安倍派らに担がれたにすぎず、国民人気はさほどない。石破氏を支持した主流派はそこに活路を見出し、躍進した立憲民主党まで巻き込んだ政界再編を画策している。相関図で詳説する。

◆大谷翔平とアーロン・ジャッジ――ワールドシリーズを左右する「投手との相性」
アメリカでも近年まれに見る熱狂を巻き起こしている今年のWSだが、もちろん注目は大谷とジャッジという当代一を争う強打者の対決だ。実は今季、本塁打、打点、打率の打撃3部門ではすべてジャッジが上回った。長打率やOPSなどの主要指標でもジャッジが上。しかも相手投手のタイプと実力を見てもジャッジ有利という分析が妥当なのだが……。大谷がヤンキース投手陣を打ち崩す活路はどこにあるのか、徹底的に探った。

◆発がん性物質PFAS「ついに水道水から検出」衝撃MAPを公開する
日本の対応遅れが問題になっているPFAS。前号では水源地の汚染度について詳細な全国MAPを公開して大きな反響を呼んだ。今号では、ようやく調査が始まった水道水の汚染度を徹底調査した。散発的な報道では見落としてしまうが、実はすでに心配な値が検出される例が全国で続出している。「世界一安全な水道水」の神話が音を立てて崩れ始めた。

◆<決意の新連載スタート>森永卓郎「読んではいけない」第1回「トランプ再選」
政界や財務省とも、がんとも闘うアナリスト・森永氏の待望の新連載がスタートする。第1回は佳境のアメリカ大統領選挙の結果、世界の経済と生活にどんな変化が起きるのかを分析する。本人弁のジンクスでは、「選挙は私が望まないほうが勝つ」だそうで、それに従えば第2次トランプ政権が濃厚だ。そうなれば日本と世界は関税地獄に陥り、日経平均はまさかの1万円割れ、最悪シナリオでは国際秩序が崩れて戦火は世界に飛び火する――。

◆<独占告白>筒井康隆、90歳「妻と二人で老人ホームに入りました」
「不良老人」を自任し公言してきた筒井氏に、久しぶりに筒井節を聞こうと訪れた本誌担当は指定された取材場所に仰天した。なんと筒井氏は、周囲に告げずに妻と二人で老人ホームに入居していたのだ。「このインタビューで皆さんにお知らせできれば」と飄々と語った筒井氏の「決断」に耳を傾ける。
本誌では、ビートたけし氏が連載で、「オイラは老人ホームには入らない」と、別の決意を語っている。

◆闇バイト実行犯の祖父が悲痛告白「お金はそこそこあるから大丈夫と言ってたのに」
横浜で起きた強盗致死事件で逮捕された宝田真月・容疑者の祖父が本誌取材に答えて悲痛な思いを語った。「優しい孫でした。特に異変は感じなかった」と驚きを隠さず、「一度だけ、お金は大丈夫かい? と聞いたことがあったが、そこそこあると言っていたから安心していました。家には毎月、1万円を入れていました」と明かした。

◆<カラーグラフ>再審「逆転KO」でも戻らない「袴田巌さんの失われた時」を求めて
再審で冤罪が証明され、ついに無罪が確定したとはいえ、袴田さんの失われた人生が取り戻せるわけではない。ドキュメンタリー映画『拳と祈り―袴田巌の生涯―』の笠井千晶・監督が22年にわたって撮影し続けてきた袴田さんの生活と素顔を振り返る。想像を絶する苦しい日常のなかにも見せた小さな喜びや真情が痛いほどに伝わってくる。

◆角川歴彦が作家・里見蘭に激白「日本の人質司法は国連に訴えるしかない!」
東京五輪をめぐる汚職事件で起訴されているKADOKAWA元会長の角川氏は、保釈以来、一貫して「人質司法による違法な取り調べ」を主張している。裁判の行方は冷静に見守らなければならないが、日本の刑事司法が多くの問題を抱えていることは袴田事件を見ても明らかだ。ベストセラー『人質の法廷』を著した里見氏との対談は白熱した。

◆ゆりやんレトリィバァのアメリカ進出を支える「英語力」と「大人気ドラマ」
ゆりやんが今年12月に渡米して今後はアメリカを中心に活動することを発表した。渡辺直美の成功と比較する声も多いが、むしろもっと活躍が期待できるという意見も多い。ひとつは彼女の英語力で、すでにネイティブ並みとか。さらに、アメリカでも大ヒットしている『極悪女王』の主演が大きな武器になるという。

◆セブン1強から「三国志」へ――熾烈を極める「コンビニ戦争」知られざる主戦場
セブン-イレブンへの買収提案で揺れるコンビニ業界だが、背景には大手3社の激しい競争があった。観光需要で沸く沖縄での三者三様の戦い、利幅の大きいPB商品では、スイーツ、衣料、コラボの各戦術、さらに戦線は海外にも広がって……。独自色を強める3社の取り組みは、利用者にとっても興味津々だ。

◆旧ビッグモーターも標的に! ベトナム人車両窃盗団「ボドイ」の恐怖
中部から北関東、北陸にかけて今年に入って大規模な車両窃盗事件が相次いでいる。犯人が逮捕された例はまだわずかだが、浮かび上がってきたのはベトナム人窃盗団の暗躍だ。「ボドイ」と呼ばれる不法滞在者らが犯罪集団を形成していると見られる。その実態と手口、事件で残された映像、画像から辿った盗難車の行方――ルポライターの安田峰俊氏が追跡した。

◆どうせ選挙後に出てくる増税論。ならば……税金を限りなくゼロに近づける裏ワザ50
自公政権がこれまでやってきたこと。選挙前になるとバラ撒き支援金を連発し、総理大臣は「増税は考えていない」と言う(聞き飽きた嘘だが、「考えているのは財務官僚」ということなのだろうか)。そして、選挙を終えれば手のひらを返して増税に突っ走る。国民は怒るが後の祭りで当分、選挙はない……。だから1票の慎重な行使が大事なのだが、選挙後に抵抗する方法もある。所得税、住民税、相続税、ふるさと納税など、プロが教える「徹底的に納税額を削る方法」を10ページで特集する。

◆ベストセラー著者が監修した「世界一簡単なスマホの使いこなし術」
高齢者でもスマホの最新機能を簡単に使いこなす方法を解説したベストセラーの著者・増田由紀氏が本誌グラビアで「スマホのいろはからプロの技まで」徹底図解した。「基本操作」「用語」「画面」「電話」「カメラ」「録音」「QRコード」「Wi-Fi接続」の8項目について必要にして十分なノウハウを伝授する。

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