現在公開中の映画『室井慎次 敗れざる者』で、柳葉敏郎演じる室井慎次と対峙する新人弁護士役を好演している元・乃木坂46の生駒里奈(28才)。本広克行監督からも「これから大女優になっていくんじゃないですかね。次の深津絵里さんみたいになってくると思います」 と女優としてのポテンシャルを高く評価されている。大人気シリーズ『踊る大捜査線』の新作でもある同作は、公開から2週連続で週末観客動員1位を記録するなど、上々の滑り出しとなっている。
10月5日に行われた映画の公開記念生配信イベントで、前述のように生駒を持ち上げた本広監督はさらに、「アイドルというよりも女優です。芝居を見に行って、うまいと思っていた」と語り、“女優・生駒里奈”のさらなる活躍に期待を寄せた。
2011年、乃木坂46の1期生として加入した生駒。ファーストシングルから5作連続でセンターを務めるなど、初期の乃木坂46で“グループの顔”としてアイドル街道を邁進してきた。
「2018年にグループを卒業してからは、女優業を中心に活動してきました。舞台に朗読劇、映画やドラマなど、精力的に活動を続けています。最近では舞台仲間との交友も幅広く、先輩俳優の鈴木勝吾と隠れ家漢方薬局を訪れたところをキャッチされた際には、『初ロマンスか』とも話題になりましたが、双方がすぐに否定して、“潔白”を表明しました」(芸能関係者)
そんな生駒は今年4月から、女優としてのさらなる飛躍を目指し、新たなビジネスパートナーとタッグを組んでいたという。
「生駒さんが新たに業務提携契約を結んだのが、エージェント事務所『クリエイティブガーディアン』。この事務所を経営しているのは、あの株式会社『嵐』の代表取締役を務める四宮隆史氏です。
四宮氏は番組ディレクターを経験したあと司法試験に合格し、エンタメ業界の法律実務に取り組んできた人物で、敏腕として知られています。先日は自ら宮古島を訪れ、嵐の活動を休止している大野智さんと今後について話し合う機会を持っていたと報じられていました。デビュー25周年を迎える『嵐』の行く末に大きく関わるキーマンと目されています。
同社は俳優だけでなく、『HERO』や『ガリレオ』シリーズの福田靖氏、『全裸監督』の内田英治氏、『淵に立つ』の深田晃司氏など、才能豊かな脚本家や監督が多く所属する“ガチの演技派”集団。アイドルから脱皮し、役者としての成長を目指す生駒さんがそうした環境に魅力を感じ、契約に至ったとか」(前出・芸能関係者)
なお、生駒の所属事務所に業務提携の経緯を質問したところ、「俳優業にさらに力を入れていくため、という理由から業務提携を行っている状況でございます」との回答が得られた。
心機一転、新たな環境に身を置いた生駒。研鑽を積んで大女優と呼ばれる日も近い。