公務で地方を訪問する機会が増えている秋篠宮家の佳子さま(29)。10月17~18日には岐阜県を訪れ、「国際陶磁器フェスティバル美濃」の開会式に出席した。
公務のたびに注目される佳子さまのファッションだが、今回は耳につけた深い藍色のイヤリングがSNS上で拡散された。
製造・販売元は地元岐阜県で陶器アクセサリーを手がけるブランド「MIKELO」。その反響の大きさに、同社の担当者は驚きを隠せない。
「佳子さまがお召しになっていたのは、『美濃焼陶器 六角形 星屑 藍』という製品で、販売価格は2640円(税込)です。今まで経験したことのない数のご注文をいただいています。個数は言えませんが、通常の50倍は売れています。弊社は銀座のデパートに実店舗があり、そこでご購入いただいたのかもしれません」
今回に限らず、地方公務の際には地元のアクセサリーを身に着けるケースが増えている。
「佳子さまは今回参加された『国際陶磁器フェスティバル美濃』の名誉総裁を務めています。陶磁器に関わる地元の業者や生産者が多数訪れる場だったので、遠くからでも一目で美濃焼とわかるイヤリングを選んだのではないでしょうか」(宮内庁担当記者)
着用品への注目度が上がるなか、地元の名産品を着用する理由はほかにもあるのではないかと宮内庁担当記者は続ける。
「10月の地方公務で雅子さまがイタリアの高級ブランド『フェラガモ』のバッグを持っていたことに対して、SNS上で『高級バッグを持つのはいかがなものか』といった書き込みが見られた。地元の名産品であれば商品が特定されてもそうした批判は出にくいでしょう」
美濃焼のイヤリングは佳子さま自身が購入したものか宮内庁に聞くと「承知しておりません」(総務課報道室)とのことだった。
注目される立場ゆえにモノ選びも慎重なようだ。
※週刊ポスト2024年11月8・15日号