ライフ

《インテリアにもなじむ洗練されたデザイン》2段構造のセンサー式ゴミ箱、米やペットボトル保管にも利用可能

『ヒマラヤ センサービン』/EKO JAPAN/3万8500円

『ヒマラヤ センサービン』/EKO JAPAN/3万8500円

 1997年に中国で設立された「EKO」は、ゴミ箱やキッチンアイテムなどの家庭用品を展開するグローバルメーカーだ。なかでもステンレス製のゴミ箱は年間1000万台が生産され、世界158か国で販売。今回は上下段に分かれた、2段式の製品を紹介する。

「一般的なセンサー式のゴミ箱は蓋を開ける際、モーターの力のみで稼働しますが、本製品はモーターの回転をバネがサポートするので、モーターへの負荷が軽減され、破損しにくい。電池の消費量も抑えられるので、アルカリ電池使用で1万5000回の開閉テストをクリアしました」(同社営業部の山田将晴さん・以下同)

 上面の手前中央に人感センサーがあり、約20cmの高さまで赤外線が放出される。手をかざすと約90度まで蓋が開き、5秒後に自動で閉じる仕組み。ゴミ箱に直接触れないので衛生的だ。

日本のキッチンカウンターの高さは85cmが主流。80cmの本製品はキッチン横に配置しやすい

日本のキッチンカウンターの高さは85cmが主流。80cmの本製品はキッチン横に配置しやすい

「カウントダウンディスプレイに、蓋が閉じるまでの時間が青い光で表示されます。また、タッチスイッチによって、手動でも操作が可能です。掃除中や調理中など必要に応じて、蓋が開いた状態の時間を調整できます」

蓋が閉じるまでの時間が青い光で表示

蓋が閉じるまでの時間が青い光で表示

 ちなみに、赤外線センサーが感知するゾーン以外は反応しないため、前を通過しただけで蓋が開く心配はない。

 また、蓋の開閉は「マグネットリセットシステム」によってIC(集積回路)で制御される。

「閉まる位置を正しく記憶しているので、蓋がずれたり開きっぱなしになるのを防ぎ、常にピタリとはまります」

 その密閉性は高く、においの拡散を抑制。上段内側には脱臭フィルターを収納する消臭ポケットも付いており、気になるにおいを軽減する。

 さらに、上下段ともインナーボックス仕様で取り外せるため、水洗いが可能。それぞれのボックスにはゴミ袋の端を通す穴があり、きっちりと取り付けられるのもありがたい。

外観のステンレススチールは指紋が目立たず、汚れが落ちやすいフィンガープリントプルーフ仕様

外観のステンレススチールは指紋が目立たず、汚れが落ちやすいフィンガープリントプルーフ仕様

 下段は、ペダルを足で踏むと手前に15cmほど開く。キャスターも内蔵されており、取っ手を引っ張れば全体を引き出せるのも使い勝手がいい。瓶や古紙など重量のあるゴミの廃棄だけでなく、米やペットボトルの水などの保管スペースとして利用することもできる。

 機能性の追求だけでなく、どんなインテリアにもなじむ、ゴミ箱の概念を覆す洗練されたデザインも魅力的だ。

重量のあるものは下段に投入

重量のあるものは下段に投入

【DATA】
『ヒマラヤ センサービン』/EKO JAPAN/3万8500円
サイズ/幅41.5×奥行き31.5×高さ80cm
容量/上段35L、下段25L
重量/9.5kg
使用電池/単3×4本
主な材質/ステンレススチール、ポリプロピレン、ABS樹脂

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2024年11月28日号

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
事件は、琵琶湖からほど近い滋賀県長浜市の閑静な住宅街で起きた(時事通信フォト)
「死んじゃうんじゃないの、なんて冗談を…」裁判所事務官の“黄色い家”の冷凍庫から女性遺体 証言で浮かび上がった“奇妙な家族関係”《事件の端緒はある夫婦の遺書》
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
会見中、涙を拭う尼僧の叡敦(えいちょう)氏
【天台宗僧侶の性加害告発】フジテレビと同じ構造の問題ながら解決へ前進しない理由とは 被害女性への聞き取りも第三者の検証もなく、加害住職の「僧籍剥奪せず」を判断
NEWSポストセブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン
中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン