11月22日、また異なる店舗をランチタイムに訪れると、前菜を食べている途中でスープがやってきた。メニューの説明もあったりなかったりで、こちらの店舗は、“無理のない範囲でやる”という方針で運営しているのかもしれない。
スムーズなオペレーションを維持するために、どのような対策を取っているのか。ガストを運営する「すかいらーくホールディングス」に問い合わせたところ、以下のような回答だった。
「ガストでは、注文用タブレットやネコ型配膳ロボットの導入に加え、セルフレジやテーブルでのQRコード決済など、お客様の利便性向上と従業員の働きやすい環境づくりに取り組んでおります。
これにより生まれた時間を活用し、人によるサービスでお客様の体験価値をさらに高められるよう努めております。今回の本格フレンチコースも、より多くのお客様にお楽しみいただけるよう最善を尽くしております」(すかいらーくホールディングスの広報担当者)
現時点ではまだ反響の大きさに、現場のオペレーションが追いついていない部分があるようだ。この課題を解決できれば、“ファミレスで本格フレンチ”という斬新な試みは一気に花開きそうだ。