浴衣地を洋服に仕立てる女性が増えているという

浴衣地を洋服に仕立てる女性が増えているという(右上)

遠征組の女性も

 ひとりは西の桟敷に座る。九州の他県からの遠征組だが、15日間皆勤。ホテルに泊まり込んで、序ノ口の取組が始まる前の朝8時半から座っているという。

「先代の大関・貴ノ花の追っかけで、二子山部屋、貴乃花部屋、常盤山部屋と応援してきたそうです。常盤山部屋の力士の四股名が入った浴衣地の洋服や部屋の名前がプリントされたTシャツを着て応援している。千秋楽が終わると、来年のホテルを15日間予約して帰られるそうです」(前出・協会関係者)

 もうひとりは関東からの遠征組だという。15日間のうち3日ほど桟敷で応援している。12日目は向正面の5列目に。九州場所限定ではなく、東京の本場所にも姿を見せるという。

「高田川部屋の後援者だといいます。部屋の竜電、湘南乃海、輝、白鷹山と4人の関取の四股名が入った浴衣地の洋服を着ての応援です。四股名が小さいからか、12日目は桟敷で竜電の応援タオルまで掲げてしまっていました」(前出・協会関係者)

 浴衣地の洋服を着ての観戦の輪が広がりつつあるようだ。

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