「目玉候補たちに次々に袖にされ、今年の出場交渉は去年以上に苦戦しています。B’z、竹内まりやさん、米津玄師さんらとはいまも交渉中だと聞いていますが……」(NHK関係者)
11月19日に発表された『NHK紅白歌合戦』の出場歌手。昨年、2部制になって以降、歴代最低視聴率を記録し、今年は「視聴者があっと驚くキャスティング」が至上命令とされていたというが、今年こそはと期待された旧ジャニーズ事務所を引き継いだ「STARTO ENTERTAINMENT」所属のアーティストの名前がなかったりと、寂しい発表となった。
追加の出場者はこの後も随時明かされるが、目下、“新たな隠し玉”として急浮上しているのが、長年「ジャニーズ事務所の長男」として君臨してきたマッチこと近藤真彦(60才)だという。
「すでに特別企画での出場が決定的だそうです。出場となれば2015年の第66回大会以来9年ぶり。マッチは今年が還暦で、12月にはデビュー45年目に入るという節目のタイミング。本人もやる気満々だそうですよ」(レコード会社関係者)
2020年11月に不倫疑惑が報じられ、翌年4月に44年間所属した旧ジャニーズ事務所を退所した近藤。その後は、アイドル時代からライフワークとしてきたレース業に注力していた。
「しばらくアーティストとしてのテレビ出演からは離れていましたが、近年はコンサートツアーを再開するなど、歌手として精力的に活動しています。9月の段階で『(紅白のために)スケジュールは空けてある』と話していましたし、久々の大舞台に向けて着々と準備を進めているようですよ」(前出・レコード会社関係者)
そんな近藤の出場によって禁断の“共演”が実現するかもしれない。
「最大の目玉候補として、中森明菜さん(59才)の名前があがっています。明菜さんの出場はNHKの悲願といってもいい。今年は特に力を入れていて、10月、11月と明菜さん関連の特番を4回も放送し、明確な秋波を送っています。生放送は厳しいでしょうが、収録での出場なら充分ありえるとみています」(芸能関係者)