芸能

日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』で“時代設定としてはあり得ないもの”が映り込むハプニング発生 問題のグッズは座長・神木隆之介の差し入れだった

座長の存在感を示している神木隆之介

座長の存在感を示している神木隆之介

 数々の名作ドラマを生み出してきた「日曜劇場」にまたひとつ、ひときわ輝く作品が誕生した。長らく経済が停滞している令和と、昭和の高度経済成長期をつなぐ場として描かれる軍艦島。そこで一生懸命に生きる人々を描いた日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)だ。

 同作は神木隆之介(31才)が主演を務め、その他には斎藤工(43才)、杉咲花(27才)、池田エライザ(28才)、土屋太鳳(29才)、宮本信子(79才)らが出演。ハードな撮影を癒すのがスタッフやキャストからの差し入れだ。

「土屋さんは撮影現場にキッチンカーを手配して、コーヒーなどのドリンクを振る舞ったりしています。池田さんはみたらし団子、斎藤さんはパンケーキなど、キャストの皆さんが趣向をこらした差し入れをするので、現場の士気が上がります」(テレビ局関係者)

 差し入れでも座長の存在感を示すのが神木だ。

「叙々苑の焼肉弁当など高級な食べ物系だけでなく、自らデザインしたTシャツを100人以上のスタッフにプレゼントしました。海岸で貝殻を持つ杉咲さんの両手がクローズアップされたオシャレなデザインで、スタッフへの気遣いも一流だと囁かれています」(前出・テレビ局関係者)

 しかし、神木の心意気が裏目に出たハプニングも発生した。第4話で、軍艦島で遊ぶ子供たちのなかに首元を冷やせる暑さ対策グッズのネッククーラーをした男の子が映り込んでしまったのだ。軍艦島パートの時代設定は1958年で、そのような便利アイテムはあるはずがない。

「実はあれは神木さんがスタッフ全員に配ったものなんです(笑い)。暑さ対策も兼ねた差し入れで、番組のロゴが入っているマリンブルーのものでした。たまたまそのネッククーラーをした子役が外すのを忘れて登場。放送後に気づいたのか、配信ではその子は跡形もなく消されましたが、想定外のトラブルに神木さんは苦笑いしていました」(前出・芸能関係者)

 現代パートは2018年の設定で、まもなくコロナ期に突入する。また、軍艦島は石炭が斜陽産業化する1960年代を経て1974年に炭鉱が閉鎖。栄華を極め、活気があった島は無人島となる。今作で方言指導を行い自身も出演している長崎出身の俳優・三井善忠さんが言う。

「この先はさらに骨太のストーリーが展開されます。ネタバレとなるのでぼくの口からは言えませんが、“ダイヤモンド”が何を意味するのか想像しながら、ドラマを楽しんでほしい」(三井さん)

 今後も壮大な展開で輝きを放ち続けるドラマであることは間違いなさそうだ。

女性セブン20241212日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
フジテレビの取締役候補となった元フジ女性アナの坂野尚子(坂野尚子のXより)
《フジテレビ大株主の米ファンドが指名》取締役候補となった元フジ女性アナの“華麗なる経歴” 退社後MBA取得、国内外でネイルサロンを手がけるヤリ手経営者に
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
6月にブラジルを訪問する予定の佳子さま(2025年3月、東京・千代田区。撮影/JMPA) 
佳子さま、6月のブラジル訪問で異例の「メイド募集」 現地領事館が短期採用の臨時職員を募集、“佳子さまのための増員”か 
女性セブン
〈トイレがわかりにくい〉という不満が噴出されていることがわかった(読者提供)
《大阪・関西万博》「おせーよ、誰もいねーのかよ!」「『ピーピー』音が鳴っていて…」“トイレわかりにくいトラブル”を実体験した来場者が告白【トラブル写真】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン