国内

「弱者男性はブス女性よりも生きにくい」元プロゲーマーたぬかな氏が断言した「弱男」の厳しい現実とヒエラルキー

たぬかな氏から見た弱者男性とは

たぬかな氏から見た弱者男性とは

 ここ数年、男性の生きづらさが注目されるようになった。中でも話題に上がることが多いのが「弱者男性」だ。弱者男性とは、年収の低さや孤独、コミュニケーション能力の乏しさ、外見がすぐれていないなど弱者要素を抱え、仕事や恋愛などで不利だと感じている男性のことを指すとされる。

 そんな弱者男性は、具体的にはどんな困難や苦悩を抱えているのか。「170cm以下の男は人権ない」発言で炎上を経験した元プロゲーマーのたぬかな氏は、生配信で弱者男性を含む視聴者のコメントに答えるかたちで持論を展開している。その生配信をまとめた新刊『社会的弱者との生配信ルポ』(星天出版)より、弱者男性の“厳しい現実”についてのやりとりをお届けする。問いかけている配信視聴者に対し、たぬかな氏は歯に衣着せぬ毒舌で応じる──。(同書より一部抜粋して再構成)【全3回の第1回】

 * * *
──弱者男性とガチのブス女、どっちが人生厳しいですか?

 女は若さの一点突破で結婚まで持っていけるから、ガチのブス女のほうがまだマシだと思う。ブスでも20 歳ぐらいだったらいくらでも貰い手おるし、化粧とか整形もあるしな。でも年いっとるブスはかなり厳しいから、話が変わってくるな。

──だから賢いブスほど早く結婚する

 そうやね。男も歳いったらさ、若い女の子ってだけで可愛く見えてくるやん。もう肌とか髪が綺麗ってだけでかわいいと思うやろ。この配信は40歳ちょいぐらいのおっちゃんも見とると思うんやけどさ、容姿関係なく20歳ってだけでかわいいと思うやろ? だからブス女は、早めに結婚さえすれば楽な人生だと思うよ。

──20歳だとしても、ブスは論外だけど

 お前、まだ若いね。お前も40なんぼになったら、若いだけでかわいく見えてくるよ。

──ブス男は勉強して大手企業に入れば逆転できる

 そうやけどさ、採用面接で全く同じキャリアの人がいたら、絶対に顔がいいほうが採られるみたいな実験があってな。仕事であっても見た目が良いほうが選ばれる社会で、成功するまで努力し続けられるかって話やん? ブス男が逆転するには認められるまで超がんばってモチベーションを保たないとあかんねん。

 逆転するポテンシャルがあったとて、そこまで情熱を持ち続けられるかは別の話やからな。一定のブス男はどっかで世間の理不尽に心を病んで「もう真面目に働くの馬鹿らしいわ」って働く意欲をなくす気がすんねん。

──でも、男が稼ぐのはクソ楽やと思う

 がんばるってやっぱり厳しいよ。毎日同じ時間に起きて8時間も働くってのは、実際問題厳しい。普通にやってる人、すごいからな。

──ブス軽減税率導入してくれ

 それはあるよな。顔がいいだけで得することが多すぎるからさ。

──生まれ変わるなら、男と女どっちがいい?

 確実に女。だって楽やもん。たとえブスだったとしても、生まれ変わるなら女がいいと思う。

関連キーワード

関連記事

トピックス

逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン
マッチングアプリぼったくり。押収されたトランプやメニュー表など。2025年5月15日、東京都渋谷区(時事通信フォト)
《あまりに悪質》障害者向けマッチングアプリを悪用した組織的ぼったくりの手口、女性がターゲットをお店に誘い出し…高齢者を狙い撃ちする風俗業者も
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下の「慰霊の旅」に同行された愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、皇室とご自身の将来との間で板挟み「皇室と距離ができればこうした仕打ちがある」という前例になった眞子さんの結婚 将来の選択肢を“せばめようとする外圧”も 
女性セブン
“じゃないほう”だった男の挑戦はまだまだ続く
「いつか紅白で『白い雲のように』を歌いたい」元猿岩石・森脇和成が語る有吉弘行との「最近の関係性」
NEWSポストセブン
「ピットブル」による咬傷事故が相次いでいる(左・米軍住宅参考画像)
《沖縄で相次ぐピットブル事件》「チェーンを噛みちぎって引きずった痕も…」自治体が狂犬病の予防接種すら把握できない“特殊事情”「米軍関係者の飼い犬だった」 
NEWSポストセブン
白鵬の活動を支えるスポンサー企業は多いと思われたが…
白鵬「世界相撲グランドスラム」構想でトヨタ以外の巨大スポンサー離反の危機か? “白鵬杯”スポンサー筆頭格SANKYOは「会見報道を見て知った。寝耳に水です」
週刊ポスト
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルの飛行機でスヤスヤ》佳子さまの“寝顔動画”が拡散…「エコノミークラス」に乗った切実な事情
NEWSポストセブン
6月13日、航空会社『エア・インディア』の旅客機が墜落し乗客1名を除いた241名が死亡した(時事通信フォト/Xより)
《エア・インディア墜落事故》「ボタンが反応しない」「エアコンが起動しない」…“機内映像”で捉えられていた“異変”【乗客1名除く241名死亡】
NEWSポストセブン
ロスで暴動が広がっている(FreedomNews.TvのYouTubeより)
《大谷翔平の壁画前でデモ隊が暴徒化》 “危険すぎる通院”で危ぶまれる「真美子さんと娘の健康」、父の日を前に夫婦が迎えた「LAでの受難」
NEWSポストセブン
来来亭・浜松幸店の店主が異物混入の詳細を明かした(右は来来亭公式Xより)
《“ウジ虫混入ラーメン”が物議の来来亭》店主が明かした“当日の対応”「店舗内の目視では、虫は確認できなかった」「すぐにラーメンと餃子を作り直して」
NEWSポストセブン
金スマ放送終了に伴いひとり農業生活も引退へ(常陸大宮市のX、TBS公式サイトより)
《金スマ『ひとり農業』ロケ地が耕作放棄地に…》名物ディレクター・ヘルムート氏が畑の所有者に「農地はお返しします」
NEWSポストセブン