近年ブームとなっており、身近になった“うま辛グルメ”。今や辛いものを看板商品にした専門店だけではなく、ファミリーレストランなどの大手企業も、辛いもの好きな顧客をターゲットに、さまざまな“うま辛グルメ”の開発に精を出している。
そんななか、牛丼チェーン・松屋が1月7日、『水煮牛肉 ~四川風牛肉唐辛子煮込み~』の提供を始めた。この新メニューがいま、X(旧Twitter)を中心に大きな話題になっている。あるグルメライターが言う。
「実際にこの商品を食べた人からは『辛すぎて完食できなかった……』『あるまじき量の唐辛子が入っているのでは』などの意見が聞かれます。味も辛さの度合いもまさに“本場レベル”ですね。
SNS上では他にも『正しい食べ方がわからない…』『スープって飲んでいいの?』というような声も多く、“正しい食べ方”に関してちょっとした物議になっています」
『水煮牛肉』は、100年ほど前に中国・四川省で考案されたとされる名物料理だ。牛肉や玉ねぎなどの具材を、唐辛子、辣油などを使用して、激辛スープで煮込んだ料理で、強い香りとしびれるような辛さが特徴となっている。